クレジットカードを偽サイトに誤って登録してしまい、カードを再発行することになった場合、多くの人が「これまでの支払いはどうなるのか?」「公共料金の引き落としは継続されるのか?」と不安を抱えます。この記事では、au PAY カードの再発行に関する対応と、明細や支払いの確認方法、今後の手続きについて詳しく解説します。
再発行前の利用分の請求はどうなる?
再発行手続きの前に行われた買い物(スーパー・Amazon・SHEINなど)は、基本的に旧カードの情報に基づいて決済処理されており、その分は次回の請求に含まれます。つまり、新しいカードが届いていなくても、過去の利用分の引き落としは通常通り行われます。
支払いが心配な方は、au PAY カード会員専用サイトまたはアプリで「請求予定額」や「利用明細」を確認しておくと安心です。
公共料金や定期的な引き落としへの影響
電気代やサブスクリプションなど、毎月自動で引き落としされるサービスは、新しいカードが発行されたあと、必ずカード番号の更新手続きが必要です。旧カードが停止された状態では、次回以降の自動引き落としが失敗する可能性があります。
カードが届き次第、各サービスの「支払方法変更ページ」にアクセスし、新しいカード番号を登録しましょう。
過去の明細にある利用に関してやるべきこと
明細に記載されている利用分について、基本的にはそのまま処理されますが、以下のような確認を行っておくと安全です。
- 不審な利用がないかのチェック(例:身に覚えのないAmazonや海外決済)
- 万一不正利用がある場合は、速やかにカード会社へ連絡
- すでに支払い済みか、今後請求されるかの確認
特に偽サイトに情報を入力していた場合、不正利用の可能性もゼロではありません。念のため「セキュリティ補償制度」や「チャージバック制度」の対象となるかも確認しておきましょう。
再発行カードが届いたら最初にやるべきこと
新しいau PAY カードが届いたら、すぐに以下の手続きを行ってください。
- 旧カードを破棄(ICチップ部分をカットして処分)
- Web明細の登録と確認
- 定期支払いサービスのカード番号変更
- Google PayやApple Payなどに登録している場合は再設定
一部のサービスではカード変更に数日かかる場合があるため、引き落とし日直前ではなく、余裕を持って手続きしましょう。
カード再発行後のセキュリティ対策
今後同じようなトラブルを防ぐために、次のようなセキュリティ対策を講じておくと安心です。
- 不審なメールやSMSのリンクを開かない
- 正規サイトのURLをブックマークして直接アクセス
- au PAY カードアプリで利用通知をONにしておく
- 定期的に明細を確認する習慣をつける
また、ウイルス対策アプリの導入や、パスワード管理アプリの利用もおすすめです。
まとめ:再発行後も安心して使うために
クレジットカードの再発行は面倒に思えるかもしれませんが、適切に手続きを行えば今後の利用に支障はありません。
・旧カードの利用分はそのまま請求される
・新カードが届いたら、公共料金などの情報を早めに更新
・不審な利用がないか定期的に明細をチェック
万一、不正利用があった場合も、早めの連絡で補償対象になるケースがほとんどです。焦らず、確実に対処していきましょう。
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