キャッシュカード再発行後に暗証番号が通らない原因と対処法とは？

キャッシュカードを再発行したあと、ATMやテレフォンバンキングで暗証番号が通らなくなったという経験は意外と少なくありません。再発行しただけで暗証番号は変更していないはずなのに、なぜ「暗証番号が違います」と表示されるのでしょうか。本記事では、その原因と対処法について詳しく解説します。

キャッシュカード再発行後に起きがちな不具合とは？

キャッシュカードの再発行では、基本的に登録された暗証番号はそのまま引き継がれることが多いです。しかし、稀に銀行側の処理やシステムのタイミングによって不整合が生じ、再発行直後に一時的に正しい暗証番号が通らないケースがあります。

たとえば、カードの受け取りから一定時間が経過していない、またはシステムへの情報反映が完了していないといった場合です。

以下のような原因が考えられます。

これらの場合、まずは翌営業日まで待ってから再度照会を試みるのがよいでしょう。それでも解消しない場合は、再度銀行窓口へ連絡または来店し、本人確認のうえで状況を説明することが重要です。

誤った暗証番号を3回以上入力すると、セキュリティ保護のためにカードがロックされる可能性があります。特にATMや電話でロックされた場合、再発行またはロック解除の手続きが必要になり、時間もかかります。

不安な場合は、無理に何度も入力せずに早めに銀行へ相談するのが得策です。

ある利用者は「暗証番号はそのままのはず」と思い込み、何度も入力を繰り返してロックされ、再度手続きが必要になったというケースがありました。実際には店舗で暗証番号の再設定が行われていたにもかかわらず、それに気づいていなかったことが原因でした。

もう一人の方は、カードが届いてすぐ使用したところ「認証エラー」が出ましたが、翌日試すと正常に動作したという報告もあります。タイミングやシステム反映の問題で一時的に使用できないこともあるため、落ち着いた対応が求められます。

三井住友銀行の場合、カードの再発行に関する問い合わせは、公式サイトまたはテレフォンバンキング（0120-56-3143）で行えます。本人確認が取れれば、状況の確認や再設定の案内を受けられます。

また、最寄りの支店に直接来店することで、即日対応してもらえる場合もあります。

キャッシュカード再発行後に暗証番号が通らない場合は、次の点を確認しましょう。

焦らず、まずは状況を確認し、必要であれば窓口へ相談することが早期解決の鍵です。