家計簿をつける際、複数の支払い方法や割引がある場合、どのように記録すれば良いのか悩むこともあります。この記事では、特に複雑な支出に関する記録方法を具体的に解説します。
1. マクドナルドのハンバーガー引換券の記録方法
マクドナルドのハンバーガー引換券を1000円で購入し、その後ハンバーガーを690円と680円で交換した場合、家計簿には以下のように記載します。
- 7月:引換券の購入時に1000円を支払ったことを「外食費」として記録します。
- 9月:ハンバーガーを交換した際、実際の支払いはありませんが、食費に相当する690円と680円を支払ったものとして記載します。合計1370円の支出として計上します。
ポイントは、引換券の購入と実際のハンバーガーの交換を分けて記録することです。
2. クオカードを使用した支払いの記録方法
1000円分のクオカードを使って1500円の本を購入した場合、支払方法は2つに分かれます。クオカード1000円分と、残りの500円をPayPayで支払った場合、以下のように記録します。
- クオカード1000円分の使用を「ギフトカード」や「食費・書籍費」として記録。
- 残りの500円は「電子マネー(PayPay)」として記録します。
複数の支払方法を使用する場合、それぞれの金額を分けて記載することが大切です。
3. 複数の割引やセールを受けた支払いの記録方法
野菜、惣菜、シャンプー、ドッグフードなどの購入時に、割引やセールが適用された場合、以下のように記録します。
- シャンプーは398円から100円引きの298円。割引後の金額298円を「日用品費」として記録します。
- 惣菜は3割引きとなり、元々の価格が1000円だった場合、支払った金額は700円となります。割引後の金額700円を「食費」として記録します。
- 全体で5%割引が適用された場合、その割引分(例えば、5000円の購入に対して250円割引)が反映されるため、実際に支払った金額4750円を「総合支出」として記録します。
割引やクーポンを使用した場合、その割引額を引いた実際の支出額を記載することがポイントです。
4. 家計簿の記録をシンプルに保つための工夫
家計簿をつける際には、複数の割引や支払い方法が絡むことがあります。その場合でも、記録をシンプルに保つための工夫が必要です。以下の方法で家計簿を整理しましょう。
- 支払い方法ごとにカテゴリを分ける(例えば、現金、クレジットカード、電子マネーなど)。
- 割引やクーポンの利用を記録した際、その金額を別途メモしておくとわかりやすい。
- 月ごとや項目ごとの支出を合計し、予算と照らし合わせて管理する。
まとめ
複雑な支出でも、きちんとカテゴリ分けし、割引や支払い方法ごとに記録することが家計簿を効果的に管理するポイントです。特に複数の支払方法や割引がある場合でも、支出の実態を正確に把握しやすくなります。
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