東京スター銀行の普通預金0.6%金利は誰でも受け取れる?条件と注意点を徹底解説

貯金

高金利が魅力の東京スター銀行の普通預金。最大年利0.6%という数字に惹かれた方も多いかもしれませんが、その金利を受け取るにはいくつかの条件があります。この記事では、その条件や対象残高についてわかりやすく解説し、実際に受け取れる利息がどれくらいになるのか、具体的なシミュレーションも交えてご紹介します。

東京スター銀行の0.6%金利の概要

東京スター銀行の「スターワン円普通預金」では、ある一定の条件を満たした場合に限り最大年利0.6%(税引前)という高金利が適用されます。

この0.6%金利は、以下のような利用条件をすべて満たした場合に限り適用されます。

  • 給与振込または年金受取を東京スター銀行の口座に指定
  • インターネットバンキングの利用登録
  • 月末時点での普通預金残高が100万円以上

つまり、100万円以上の残高がなければこの金利は適用されません

適用条件を満たさない場合の金利は?

上記のいずれか一つでも条件を満たしていない場合、通常の普通預金金利が適用されます。2024年現在の通常金利はおおむね0.001%〜0.02%前後で、これはメガバンクと同等かそれ以下です。

つまり、0.6%を得られるかどうかで、得られる利息に数百倍の差がつくということです。

100万円を預けた場合の利息シミュレーション

それでは実際にどのくらいの利息が得られるのか、税引前・税引後で比較してみましょう。

預金額 金利(年利) 税引前利息 税引後利息(20.315%)
100万円 0.6% 6,000円 約4,800円
100万円 0.001% 10円 約8円

条件を満たすか否かで年間の利息に大きな差があることが分かります。

部分的な残高ではどうなる?100万円未満のケース

気になるのは、「残高が99万円だったらどうなるのか?」という点。東京スター銀行では、100万円に満たない場合は優遇金利が一切適用されません。つまり、99万円でも通常の低金利が適用されることになります。

一部のネット銀行では残高に応じて段階的な金利が設定されていることもありますが、東京スター銀行のこの優遇制度は「全額に対して一律0.6%」が前提です。

金利以外のメリットと注意点

高金利だけでなく、東京スター銀行の魅力は以下のような点にもあります。

  • ATM手数料が月数回まで無料
  • 口座管理アプリが使いやすい
  • スターOne積立預金との併用で貯金管理がしやすい

ただし、優遇金利の条件が突然変更される可能性もあるため、こまめに公式サイトの確認をおすすめします。

まとめ:0.6%の金利を得るには100万円の残高が必須

東京スター銀行の普通預金で年利0.6%を得るには、「100万円以上の残高」+「給与受取または年金受取口座指定」+「ネットバンキング利用」の3条件すべてを満たす必要があります。

100万円未満ではこの優遇金利は適用されず、通常の低金利となります。賢く条件を満たして、高金利の恩恵を最大限に活用しましょう。

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