SBIVCトレードのCSVデータとは?年末に取得できる取引履歴と確定申告への活用法

税金

仮想通貨取引を行っていると、確定申告時に「年間取引報告書」や「取引履歴の保存」が求められる場面が出てきます。SBIVCトレード(SBI VCトレード)を利用している方の間では「年末にCSVデータがダウンロードできる」との噂がありますが、それは本当なのでしょうか?本記事では、SBIVCトレードが提供するCSVファイルの仕組みと、税務処理での実用性について詳しく解説します。

SBIVCトレードのCSVデータとは?年末に入手できる内容

SBIVCトレードでは年末や年始にかけて、その年の全取引履歴をダウンロードできるCSVデータの提供が行われます。これはログイン後の「取引履歴」または「報告書」セクションから取得可能です。

CSVデータには、売買日、通貨ペア、数量、取引価格、手数料などが含まれており、年間の損益計算に必要な情報を一括で確認できます。

CSVがあれば手動で記録しなくてもよい?

基本的には、このCSVデータがあれば、1年間の仮想通貨売買の記録をすべて網羅することが可能です。特に毎回Excelなどで手入力していた方にとっては、大幅な手間の削減につながります。

ただし、データの形式や内容は完全な「損益計算結果」ではないため、自分で総合的な損益を算出する作業は別途必要となるケースが多いです。

確定申告時にCSVデータはどう使う?

仮想通貨取引による所得は原則「雑所得」に分類され、20万円を超えると確定申告が必要です。このとき、取引記録を証明する資料としてCSVデータが非常に役立ちます。

たとえば、CryptactGtax などのツールでは、SBIVCトレードのCSVを読み込んで自動的に損益計算を行うことができます。

CSVには載らない注意点:送金やステーキング報酬

注意すべき点として、CSVに記載されない以下のような取引もあります。

  • 他取引所への送金履歴
  • エアドロップやステーキング報酬
  • 日本円の入出金に伴う手数料

これらも税務上は申告対象になる場合があるため、CSVだけに頼らず通年の取引履歴を自分でも把握しておくのが望ましいです。

CSVの取得方法:年末以外でも確認可能

SBIVCトレードでは、年末を待たずに常時取引履歴をCSV形式で出力できます。ログイン後、「取引履歴」→「CSV出力」から、指定期間のデータをいつでも取得可能です。

ただし、年末時点での確定版として「年間報告書」も別途提供される場合があるので、そちらも併せて確認しましょう。

まとめ:CSVデータで手間を減らしつつ正確な申告を

SBIVCトレードでは、年間取引をまとめたCSVデータの提供があり、税務処理を大きく効率化できます。ただし、内容の正確な把握や追加で記録が必要な取引もあるため、CSVを活用しつつも自身で確認する姿勢が重要です。

確定申告シーズンを前に、早めにCSVデータを入手し、損益の確認や税務ソフトへの取込み準備を進めておきましょう。

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