dカードGOLDを長年利用していると、より上位ランクの「dカードPLATINUM」へのアップグレードを検討する方も多いでしょう。しかし、アップグレードにも審査が存在し、必ずしも誰でも通るわけではありません。本記事では、dカードPLATINUMへの切り替え審査について、審査基準や落ちる可能性、事前にできる対策を詳しく解説します。
dカードPLATINUMとは？
dカードPLATINUMは、NTTドコモが発行する上位クラスのクレジットカードで、年間利用額に応じたポイント進呈、空港ラウンジや国内外旅行保険の充実など、多くの特典があります。年会費は22,000円（税込）と高めですが、それに見合うサービスを求める方にとっては魅力的です。
特にドコモのスマホやd払いなどの関連サービスを多用しているユーザーには、ポイント還元の面でも有利に働きます。
アップグレード申込でも審査はあるのか？
はい、dカードGOLDからPLATINUMへのアップグレード申請にも新規申込と同様の審査が行われます。形式としては「新たなカード申込」として扱われるため、必ずしも現カードの利用実績があっても審査に通るとは限りません。
審査では以下のような情報が見られるとされています。
- クレジットヒストリー（返済の遅れなど）
- 年収や職業、勤続年数
- 他社借入状況や総与信額
- 現在保有中のdカードGOLDの利用状況
審査に落ちる主な理由とは？
アップグレード審査で否決される理由は明確には開示されませんが、以下のようなケースが考えられます。
- 過去にカード利用代金の支払い遅延がある
- 収入に対して他社からの借入が多すぎる
- 勤続年数が短い、または無職・パート扱い
- dカードGOLDの利用実績が乏しい、または不適切
たとえ支払いに遅れがなくても、収入や属性がdカードPLATINUMの基準に達していないと見なされた場合、審査に落ちることがあります。
審査通過に向けての具体的な準備
dカードPLATINUMを確実に手に入れるためには、以下のような事前対策が有効です。
- 少なくとも6ヶ月以上、dカードGOLDを遅延なく利用する
- 毎月安定した収入を証明できるようにしておく
- 申込時には転職直後や収入が一時的に不安定な時期を避ける
- 他のローンやキャッシングの利用額を減らす
また、申込書の情報に不備があると審査以前に否決となる場合もあるため、丁寧に記入・確認しましょう。
再チャレンジは可能？
一度審査に落ちても、半年〜1年程度期間を空けて再申請することは可能です。ただし、再申請の際にも前回の申込情報は記録されているため、状況の改善がなければ同様に否決されるリスクがあります。
まとめ
dカードGOLDからdカードPLATINUMへのアップグレードは「新規申込扱い」であり、審査に落ちることも珍しくありません。審査通過には、収入や職業、クレヒスなど複数の要素が総合的に見られます。まずは現在のdカードGOLDで良好な利用実績を積みながら、属性の強化を目指すことが、PLATINUM取得への近道です。
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