キャッシュカードをなくしてしまったとき、まず何をすればよいのか、そして再発行には何が必要なのか、不安を感じる方も多いはずです。この記事では、銀行窓口での再発行手続きに必要なものや流れ、注意点についてわかりやすく解説します。
キャッシュカード紛失時に最初にすべきこと
キャッシュカードを紛失したら、まずやるべきは口座の利用停止(カードの停止)です。各銀行のサポートセンターやネットバンキングで手続きが可能です。すでに口座を止めている方も、その対応は非常に適切です。
カード停止をしていない場合、第三者による不正利用のリスクがあるため、速やかに銀行に連絡を入れましょう。カード停止を済ませたうえで、再発行の準備に進むことができます。
キャッシュカードの再発行に必要なもの
銀行によって若干異なりますが、基本的に以下のものが必要です。
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証など)
- 届出印(銀行に届けている印鑑。最近では不要な銀行もあり)
- 再発行手数料(おおむね1,000〜2,200円前後)
銀行によっては、キャッシュカード再発行には「盗難届」や「紛失届」の提出を求められる場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
再発行の手続き方法と所要時間
基本的には、本人が銀行窓口に出向いて申請します。受付後、カードは約1週間〜10日ほどで自宅に郵送されるのが一般的です。
銀行によっては、仮カードを即日発行してくれる場合もあります(別途手数料が発生することも)。口座を使いたい緊急性がある場合は、そのオプションがあるかを確認しましょう。
「なくした」と言えば再発行できるのか?
はい、キャッシュカードを紛失したと銀行に伝えれば、基本的に再発行手続きは可能です。ただし、本人確認書類を提示できること、口座名義人本人が手続きに来ることが原則となります。
また、カード停止が済んでいない場合、本人確認と合わせて本人の意思確認が必要になることもあるため、ネットや電話で事前に口座を止めておくのは重要です。
よくある注意点と実例
事例①:印鑑をなくした→通帳と本人確認書類があれば再発行可能だが、手続きに時間がかかる場合あり。
事例②:再発行後に旧カードが見つかった→旧カードは破棄し、再発行カードを利用(旧カードは利用停止状態)
事例③:本人が来店できない→委任状が必要となり、即日手続き不可。時間と手間が増える。
再発行に関するQ&A
Q:再発行にはどのくらい費用がかかる?
多くの銀行では1,100円〜2,200円程度の手数料が発生します。一部ネット銀行では無料で再発行できるケースもあります。
Q:再発行までにお金を引き出せる?
本人確認書類があれば、窓口で預金引き出しが可能です。印鑑や通帳が必要な場合もあるため、持参しましょう。
まとめ:落ち着いて手順を踏めば再発行は難しくない
キャッシュカードをなくしたときは、焦らずにまず口座を止め、必要書類をそろえて銀行窓口で再発行を依頼しましょう。「なくした」と伝えるだけで手続きは可能ですが、本人確認書類や印鑑、手数料は必要になります。
スムーズな対応のためには、事前に自分の銀行の公式サイトやサポートに確認をとるのがベストです。手続きを済ませれば、数日で新しいキャッシュカードが届きますので安心してください。
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