国際送金サービス「Wise(ワイズ)」は、日本から海外送金を行う際の手数料の安さやスピード感で注目されています。しかし、銀行口座の選択によって手数料や手間が変わるため、どの銀行を使うかは慎重に検討したいところです。
Wiseで利用する銀行口座に制限はあるのか?
結論から言うと、Wiseを利用する際にPayPay銀行でなければならないという縛りはありません。ゆうちょ銀行や他のメガバンク、ネット銀行も利用可能です。ただし、選ぶ銀行によって手続きの手間や送金手数料に差が出ることがあります。
たとえば、ゆうちょ銀行は他行宛の振込にやや時間がかかる傾向があるため、急ぎの送金には不向きです。
PayPay銀行が推奨される理由とは?
WiseでPayPay銀行が頻繁に言及されるのは、手数料や反映スピードのバランスが取れているからです。特に以下の理由から、多くのユーザーに支持されています。
- 即時反映されるケースが多い
- インターネットバンキングに対応しやすい
- 振込手数料が他行と比べて安価
例えば、PayPay銀行からWiseの指定口座(住信SBIネット銀行など)へ振込を行うと、手数料は通常145円ほど。タイムラグも少なく、スムーズな取引が可能です。
ゆうちょ銀行からWiseに入金する場合の注意点
ゆうちょ銀行を使ってWiseに送金する場合、振込までの工程が少し多くなることがあります。具体的には、ゆうちょ銀行は一部の銀行宛てに即時反映されないことや、ATMやオンラインバンキングの操作がやや複雑である点がネックです。
実際に、筆者がゆうちょ銀行から住信SBIネット銀行への振込を行ったところ、反映までに半日以上かかったこともありました。急ぎの海外送金には向いていない可能性があります。
Wiseにおすすめの銀行ランキング
銀行名 | おすすめ理由 | 振込手数料 |
---|---|---|
PayPay銀行 | 即時反映・手数料安 | 145円 |
住信SBIネット銀行 | Wiseと同グループで即時反映が期待できる | 無料~145円 |
楽天銀行 | オンラインバンキングが便利 | 145~300円 |
ゆうちょ銀行 | 全国のATMから使える | 通常料金(時間帯により変動) |
このように、手数料と利便性の観点から見ると、PayPay銀行や住信SBIネット銀行が特に相性が良いことが分かります。
Wise利用者のリアルな声と選んだ銀行の理由
「振込がすぐ反映されて便利だった」という理由でPayPay銀行を選ぶ声が多い一方、「他にも口座があるから」という理由で楽天銀行やゆうちょ銀行を使っている方も一定数います。
また、「送金頻度が少ないので多少の手数料は許容している」というスタンスの人もいるため、使い方によってベストな選択肢は変わってきます。
まとめ:Wiseでの入金口座は自由に選べるが、条件は比較しよう
Wiseを使う際の入金元銀行に決まりはなく、PayPay銀行だけが選択肢ではありません。ただし、手数料の安さや入金の反映スピードから見て、PayPay銀行や住信SBIネット銀行が人気です。
入金の頻度や目的、急ぎかどうかなど、自分の状況に応じて最適な銀行を選ぶようにしましょう。
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