高金利のカードローンを計画的に返済するには、正確な返済シミュレーションが重要です。特に年率18%の借入では利息負担も大きく、返済ペースによって完済までの期間が大きく変わります。本記事では、アイフルで50万円を年18%の利率で借りた場合に、毎月2万円ずつ返済したときの完済期間をわかりやすく解説します。
年率18%の返済にかかる利息の仕組み
カードローンでは元本に対して年利がかかる「日割り利息方式」が一般的です。つまり、借入額×18%÷365日で1日の利息が計算され、毎月の返済額のうち一定割合が利息として先に充当されます。
50万円を年18%で借りた場合、1日あたりの利息は約246円、1か月では約7,380円(30日換算)になります。
毎月2万円ずつ返済した場合の完済までの期間
この条件下で月2万円ずつ返済すると、毎月のうち約7,000~8,000円が利息に、残り約12,000円が元本に充当されるイメージです。この計算に基づくと、完済には約33〜36か月、つまり3年弱かかると想定されます。
例えば、初月の元本返済額が12,620円で、次月以降の利息が徐々に減っていくことで元本返済が加速していきます。
正確な返済計画にはローン返済シミュレーターを活用
金融機関や借入比較サイトでは、ローン返済シミュレーターが無料提供されています。住信SBIネット銀行、楽天銀行、SMBCモビットなどの公式サイトで利用可能です。
数値入力例:
借入額:500,000円
金利:18%
月々返済額:20,000円
→この条件で試算すれば、実際の返済スケジュールを確認できます。
繰上返済で完済期間を短縮するテクニック
利息負担を減らすには「繰上返済」や「追加返済」が効果的です。たとえばボーナス時に+5万円などの一括返済を行うと、利息分が削減され完済期間が短くなります。
アイフルではネットバンキングやATMで簡単に繰上返済が可能なので、臨時収入を活用することで支払い総額を大きく下げることが可能です。
アイフルの返済方式:元利定額返済とは?
アイフルは「元利定額返済方式」を採用しており、月の返済額は固定で、支払いの内訳(利息と元金)は残高に応じて変動します。
つまり返済初期は利息の割合が多く、後半に進むにつれて元本の割合が増えていく仕組みです。これを理解しておくと、返済戦略を立てやすくなります。
まとめ:計画的な返済で負担を最小限に
50万円の借入を年18%の金利で月2万円ずつ返済する場合、おおよそ3年で完済が見込めます。ただし、正確な完済期間は返済の開始日、日数、繰上返済の有無によっても左右されます。
負担を減らすためには、早期の繰上返済や、利息のかかる期間を短くする工夫が大切です。今後の生活設計の参考に、ぜひ活用してみてください。
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