KABU&カードは、カード利用に応じて株式ポイントが貯まるユニークなクレジットカードです。この記事では、税金支払いによるポイント獲得の可否や、他のキャッシュレス決済との組み合わせによる活用術について詳しく解説します。
KABU&カードの基本仕様とポイント還元の仕組み
KABU&カードはauカブコム証券が提供するクレジットカードで、利用金額に応じて「株式累積投資ポイント」が付与されます。このポイントは証券口座内で株式投資に活用できる点が特徴です。
通常のショッピング利用では、0.5%〜1.0%程度の還元率でポイントが貯まりますが、特定の公共料金や税金支払いではポイントがつかない場合があるため、利用明細に注意が必要です。
税金支払いでポイントはつくのか?
結論から言うと、KABU&カードで税金(固定資産税、住民税、自動車税など)を直接クレジットカード払いした場合、ポイントが付与されないケースがあります。
多くのカード会社と同様に、「公金支払い」はポイント付与対象外とされており、KABU&カードでもその可能性が高いとされています。詳細はカード利用規約の対象外取引一覧を確認しましょう。
間接的に支払ってポイントを得る裏技は使える?
質問にある以下の流れ。
- クレジットカード① → ファミペイにチャージ
- ファミペイ → 楽天ギフトカードを購入
- 楽天ペイで税金を支払い
この方法は、楽天ペイが税金支払いに対応している自治体に限り、一部で実現可能です。ただし、KABU&カードは2024年現在、ファミペイへのチャージに対応していない、あるいはポイント付与の対象外とされる場合があります。
さらに、ファミペイから楽天ギフトカードを購入する操作も制限されている可能性があり、このルートは汎用的ではありません。
代替のポイント獲得戦略とは?
税金支払いでポイントを得たい場合、以下の方法がより現実的です。
- PayPay請求書払い:チャージ元にヤフーカードを使えばポイントが付く
- 楽天ペイの請求書払い:楽天キャッシュを使えば間接的にポイントを得られる
- nanaco+セブンATM支払い:チャージ経路によっては間接的にポイント獲得が可能
これらを利用することで、KABU&カードを使わずとも実質的な還元が狙えます。
KABU&カードの最大活用法はここだ
税金ではなく、日常の支払い(スーパー、ドラッグストア、電気代など)でKABU&カードを利用するのが賢い使い方です。
貯まったポイントは自動的にauカブコム証券の「株式累積投資」に利用され、長期的な資産形成につながります。投資初心者にもリスクを抑えた運用を始められる点が魅力です。
まとめ:KABU&カードの使いどころを見極めよう
KABU&カードはユニークな「投資ポイント型」クレジットカードですが、税金支払いでの直接的なポイント付与は期待できないと考えておく方が無難です。
代わりに、他の決済方法を使った税金支払いの工夫や、KABU&カードを日常の支払いに集中してポイントを積み立てる戦略が有効です。制度や仕様は随時更新されるため、公式サイトや利用規約の確認を怠らないようにしましょう。
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