銀行口座を利用する中で、振込を行った際に通帳にどう記載されるのか、また他行への振込時の手数料がいくらかかるのかといった疑問は多くの方が抱えるものです。今回は、三菱UFJ銀行を例に、振込に関する通帳記載の仕組みや手数料について詳しくご紹介します。
三菱UFJ銀行の振込記録はどう通帳に残る?
三菱UFJ銀行の通帳には、振込の記録として「振込」や「フリコミ」などの略称とともに、振込先名義の一部や振込金額が記載されます。同行宛の振込でも、他行宛の振込でも同様に記録が残ります。
記帳例:
フリコミ サトウタロウ 10,000円
このように、振込先の名前(口座名義の冒頭数文字)と金額が記載されます。
他行への振込はどう表示されるのか
他行宛ての振込でも、基本的には同様の形式で記帳されます。ただし、通帳に印字される文字数に制限があるため、相手の口座名義が途中で省略されることがあります。より詳細な内容は、インターネットバンキングの「明細照会」で確認できます。
記帳例:
フリコミ カ)トウキョウインタ- 20,000円
会社名義などではカナ表記や略称で表示されるケースがあります。
振込金額や日付は正確に記録される
通帳には、振込金額と振込実行日が必ず記録されます。金額に関しては1円単位で正確に表示され、後からの確認にも便利です。通帳の記帳が不要な場合は、通帳レス口座(Eco通帳)を利用することでスマホやパソコンから確認できます。
ATMでの振込手数料(他行宛)
三菱UFJ銀行から他行宛てにATMで振込を行う場合、以下のような手数料が発生します(2025年6月現在)。
振込金額 | 三菱UFJダイレクト | ATM(カード利用) |
---|---|---|
3万円未満 | 220円 | 330円 |
3万円以上 | 330円 | 550円 |
インターネットバンキング経由の方が手数料が安いため、なるべく活用するのがおすすめです。
ATM振込時の注意点
ATMでの振込では、操作ミスによる手数料の再発生や、振込限度額の超過によるエラーが起きることがあります。あらかじめ振込限度額の設定や振込先登録を行っておくと安心です。
また、ATMの設置場所によっては追加手数料(時間外手数料)が発生する場合もあります。
まとめ:記録を正しく理解して安心の振込管理を
三菱UFJ銀行の通帳には、振込先名や金額が簡潔に記録され、振込履歴の管理に役立ちます。手数料についても、ATMとネットバンキングで大きな差があるため、用途に応じて使い分けると良いでしょう。通帳記録の意味を正しく理解して、賢く資金管理を行いましょう。
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