中央本線を走る人気の特急列車「あずさ」は、新宿~松本方面への移動に便利な交通手段です。しかし「Suicaで乗れるの?」「紙の切符でも大丈夫?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。この記事では、特急あずさに乗車するための乗車券と特急券の基本的なルールについてわかりやすく解説します。
特急あずさに乗るには「乗車券」と「特急券」が必要
まず大前提として、特急あずさに乗るには2種類のきっぷが必要です。
- 乗車券:新宿〜松本などの「移動区間」をカバーする基本運賃のきっぷ。
- 特急券:あずさなどの特急列車に乗るために必要な追加料金のきっぷ。
この2つを合わせて購入・所持していれば、紙でもICカードでも乗車可能です。
SuicaやICカードでの乗車もOK
JR東日本の特急あずさは、事前に「えきねっと」などで予約すれば、Suicaだけでも乗車が可能です。
たとえば、「モバイルSuica」と連携した特急券購入サービスを利用すれば、紙の切符を発券することなく、Suicaタッチで乗車できます。
ただし、ICエリアをまたがる乗車(例:ICエリア外の松本)の場合、ICカードだけでは完結できないため、乗車券は紙で購入しておくと安心です。
紙の切符(磁気券)でも問題なし
「ICカードが苦手」「スマホ操作が不安」という方は、駅の窓口や券売機で紙の乗車券と特急券を購入すればOKです。
その際は、出発駅〜目的地までの乗車券と、あずさの特急券をセットで購入しましょう。券売機では「指定席券売機」を使うとスムーズです。
乗車の具体例:新宿から松本まで
たとえば、新宿から松本まで特急あずさで移動する場合、次のようになります。
- 乗車券:新宿→松本(2,640円)
- 特急券:あずさ指定席(2,810円)
合計5,450円で特急あずさの指定席に乗ることができます。
「えきねっと」で予約すれば、早期割引で特急券が安くなる場合もあります。
ICカードと紙の切符を併用することも可能
一部の区間はICカード、他の区間は紙の乗車券という併用もできます。
たとえば、「出発駅〜東京」はSuica、「東京〜松本」は紙の乗車券と特急券というように分けて利用する方法です。乗り換え駅では一度改札を出る必要がありますので注意しましょう。
まとめ:紙の切符でもICカードでも特急あずさに乗れる
特急あずさに乗車するには、「乗車券」と「特急券」の2つが必要です。紙の切符でも、ICカード(Suicaなど)でも利用できますが、ICカードのみで完結するには特定の条件があるため、初めて利用する方は紙の切符を購入しておくと安心です。
「えきねっと」や「モバイルSuica特急券」などを使えば、より便利に乗車できますので、用途に応じて使い分けてみましょう。
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