GMOの決済サービスはペイディとどう違う?BNPLとの違いと共通点をわかりやすく解説

決済、ポイントサービス

オンラインショッピングの拡大に伴い、後払いサービスや多様な決済手段の需要が高まっています。その中で「GMO決済サービスはペイディのようなものなのか?」という疑問を持つ方も多いでしょう。本記事では、GMOの提供する決済サービスとペイディ(Paidy)との違いや共通点について、わかりやすく解説します。

GMOの決済サービスとは?

GMOペイメントゲートウェイ株式会社(GMO-PG)が提供する決済サービスは、主に事業者向けのオンライン決済代行サービスです。クレジットカード、コンビニ決済、口座振替、Pay-easy、QRコード決済など、多種多様な支払い手段を一括して導入できる仕組みを提供しています。

GMOの決済はBtoC(事業者→消費者)を支えるBtoBtoC型であり、PayPayモール、楽天市場、BASEなどのECプラットフォームや大手企業にも多数導入されています。

ペイディとは何か?

ペイディ(Paidy)は個人向けに提供される「後払い決済(BNPL=Buy Now Pay Later)」サービスです。ユーザーはメールアドレスと電話番号だけで登録でき、クレジットカード不要で翌月まとめて支払えるのが特長です。

最近では、分割払いやペイディプラス(本人確認後の上限拡大)といった機能も加わり、アマゾンなどのECサイトでの利用も進んでいます。

GMO決済とペイディの共通点と違い

項目 GMO決済サービス ペイディ
主な対象 事業者(EC事業者など) 一般消費者
利用者登録 必要なし(エンドユーザーには表示されない) ユーザー登録が必要
機能 決済手段の包括導入 後払い、分割払い
代表的な用途 ECサイトの決済導入 個人の買い物での支払い

つまり、GMOは決済の“裏側”を支えるサービスであり、ペイディは“利用者向け”の支払い手段として機能しているのが最大の違いです。

GMOにも後払い決済はある?

実は、GMOペイメントサービス株式会社(同グループ)は「GMO後払い」と呼ばれるBNPLサービスも提供しています。これはペイディに近く、コンビニや銀行、LINE Payでの支払いが可能な後払い型サービスで、事業者が導入することで、購入者は商品到着後に支払いができます。

したがって、GMOも「後払い」に類似したサービスを提供しているため、ペイディと似ている面もあると言えます。ただし、あくまで導入主体は企業です。

どちらを使うべき?選び方のポイント

もしあなたが事業者で、「自社ECサイトに複数の決済手段を導入したい」と考えている場合、GMOのような決済代行会社の導入が最適です。

一方、個人として「クレカを使わずに買い物をしたい」「分割払いを気軽に使いたい」なら、ペイディのようなBNPLサービスが向いています。

どちらも目的が異なるため、用途に合わせて選ぶことが大切です。

まとめ

GMOの決済サービスは、EC事業者や店舗が多様な支払い手段を導入するためのプラットフォームであり、ペイディのような「個人向け後払い決済」とは位置づけが異なります。ただし、GMOグループも後払い型のサービスを提供しており、仕組みとしては類似点もあります。利用者として混同しないよう、対象者(事業者か個人か)と用途(導入か利用か)を見極めることが重要です。

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