インターネット上では「https://share.google/~」のようなURLを見かけることがありますが、それが本当にGoogleの公式リンクなのか、あるいは危険なフィッシングサイトなのか判断に迷う場面も少なくありません。特に、個人情報やクレジットカード番号の入力を求められた場合、そのリンクの信頼性を正しく見極めることが重要です。本記事では、Googleの共有URLの安全性と、個人情報漏洩のリスクを回避する方法について解説します。
「https://share.google/~」はGoogle公式のURLなのか?
Googleが提供する正規のURLには、たとえば以下のようなドメインがあります。
- https://drive.google.com
- https://docs.google.com
- https://photos.google.com
しかし「https://share.google/」という形式のURLは、Google公式の一般的なURL構造とは異なります。Googleのサブドメインであっても、本物かどうかはSSL証明書・ブラウザの警告・アドレスバーの鍵マークなども確認する必要があります。
中には本物を装った偽サイトも存在するため、URLに「google」という文字が含まれているからといって、無条件に信用するのは危険です。
クリックしてはいけないリンクの特徴とは?
以下のような特徴があるリンクには注意が必要です。
- 短縮URLや見慣れないドメイン
- 開いたページでクレジットカード番号を要求される
- Googleのロゴを使っていても、URLが公式でない
- メールやSNSで突然送られてきたリンク
たとえば「Googleのアカウントが停止される」と脅し文句を使って、偽ページに誘導し、そこにカード番号やパスワードを入力させる詐欺が多発しています。これがフィッシング詐欺と呼ばれる手口です。
クレジットカード情報が抜かれる可能性は?
リンク先が正規のGoogleサービスではなく、フィッシングサイトだった場合、カード番号・有効期限・セキュリティコードなどを盗まれるリスクがあります。
その情報をもとに、不正利用や海外での高額決済が行われる可能性もあります。特にブラウザが「保護されていない通信」「この接続は安全ではありません」といった警告を表示した場合は、絶対に情報を入力してはいけません。
安全を確認するためのチェックリスト
疑わしいリンクを見たときは、以下を確認しましょう。
- アドレスバーが「https://」で始まり、鍵マークがあるか
- ドメインが「google.com」で終わっているか(例:drive.google.com)
- URLをGoogleで検索して信頼性が確認できるか
- カード番号の入力を求められていないか
- ブラウザに警告が出ていないか
また、不安な場合は、公式のGoogleサポートサイトやSNS上の注意喚起を確認するのも有効です。
もし怪しいリンクをクリックしてしまったら?
万が一、怪しいリンクを開いてしまい、情報を入力してしまった場合は、次の対処が必要です。
- クレジットカード会社に連絡して利用停止を依頼
- Googleアカウントのパスワードを即変更
- 2段階認証を有効にする
- ウイルススキャンを実行してPCを保護
これにより、被害の拡大を防ぐことができます。カードの不正利用は早期連絡によって補償されることもあるため、できるだけ早く対応することが重要です。
まとめ:URLだけで安心せず、常に警戒心を
「https://share.google/~」のようなURLが表示された場合でも、それが公式であるかどうかは必ず確認が必要です。ドメイン名に“google”が入っていても、偽サイトの可能性はあります。
特にクレジットカード情報を求めるサイトでは慎重になりましょう。日頃からセキュリティ意識を高め、フィッシング詐欺に巻き込まれないよう心がけることが大切です。
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