Apple PayとPayPayの違いと連携の誤解:正しい使い方と活用シーンを解説

電子マネー、電子決済

スマホ決済が広がる中で、Apple PayとPayPayを混同している方も多いようです。本記事ではそれぞれの特徴と連携の可否、そしてどこで使えるかをわかりやすく解説します。

Apple PayとPayPayはどう違う?

Apple Payは「支払い方法の入れ物」、PayPayは「決済アプリそのもの」です。

Apple PayはiPhone内にSuicaやクレジットカード、デビットカードなどを登録し、タッチ決済やアプリ内決済ができる機能です。一方、PayPayはQRコードやバーコードで支払う独自の決済サービスです。

Apple PayとPayPayを「連携」はできる?

現時点(2025年時点)では、Apple PayにPayPayを登録することはできません。また、PayPayの支払いにApple Pay残高(例:Apple Gift Cardチャージ分など)を使うこともできません。

つまり、Apple Payでチャージしたお金=Apple Wallet内の残高をPayPayに流用することはできません。

PayPayの支払い元としてApple Payは選べる?

PayPayでは、支払い方法として以下が選べます。

  • PayPay残高
  • PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)
  • 銀行口座
  • 一部のクレジットカード(Visa、MasterCard)

Apple Pay経由のクレジットカードはPayPayの支払い方法として使えないため、間接的にApple Payの残高で支払うことは不可能です。

Apple Payが使える場所

Apple PayはiPhoneやApple Watchをかざすだけで支払える非接触型決済として、多くの場所で使えます。

  • コンビニ(セブン、ローソン、ファミマなど)
  • スーパーやドラッグストア
  • 交通機関(Suica/PASMOエリア)
  • 自動販売機や一部タクシー
  • オンラインショップ(Apple公式、BASE、Amazonなど一部対応)

Apple Pay対応の店舗では、レジに「iD」「QUICPay」「Suica」などのロゴが表示されています。

PayPayが使える場所

PayPayはQRコード読み取り型のため、以下のような店舗やサービスで主に使われています。

  • 飲食店(松屋、くら寿司、CoCo壱など)
  • スーパーやコンビニ
  • ドラッグストア(ウエルシア、スギ薬局など)
  • ECサイトや公共料金支払い(請求書払い)

「PayPay使えます」マークが目印で、タッチ決済対応ではない場合が多いです。

まとめ:Apple PayとPayPayは別物、連携は不可

Apple Payの残高をPayPayで支払うことはできません。またApple Pay内にPayPayを登録することも現時点では不可能です。

それぞれの使い方と対応店舗を正しく理解し、シーンに応じて使い分けるのが賢いキャッシュレスライフの第一歩です。

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