2月まで会社の健康保険に加入していて退職後に国民健康保険(国保)の登録を忘れていた場合、医療機関へ行く前に神戸市区役所での手続きが必要です。本記事では、必要な書類や手続きの流れ、保険料・費用の負担、そしてマイナンバーカードと保険証統合の最新事情を詳しく解説します。
国民健康保険加入のために必要な書類
神戸市では、勤務先の健康保険を脱退した後の国保加入手続きを行う際、以下の3点が必要です[参照]
- 国民健康保険関係届(記名済)
- 健康保険資格喪失証明書(会社等発行)
- マイナンバーが確認できる書類(マイナンバーカード等)
なお、マイナンバー記入は任意ですが、提出しない場合でも手続きは可能です。
区役所に行ったときの流れと窓口対応
まず窓口で国保関係届と資格喪失証明書を提出し、マイナンバー書類を確認してもらいます。
その後、手続き完了後に「資格確認書」または「資格情報のお知らせ」が世帯主宛に郵送されます。また、マイナンバーカードで“マイナ保険証”登録済であれば電子版資格通知が届きます[参照]
保険料はいつから・どれくらい支払う?
保険料は退職日の翌日から発生し、届出を遅らせた場合はその分さかのぼって請求されます。
決定通知書は翌月中旬頃に届き、年次・月次で分割納付(約10回)となります。遅滞がある場合は延滞金なども発生する可能性があります[参照]
マイナンバーカードと保険証は一体化されたの?
2024年12月2日以降、国保の紙の保険証は原則発行されず、マイナンバーカードでの“マイナ保険証”が基本となりました。
ただし、まだ紙証を使えるケースもあり、マイナ保険証に登録されると医療機関での資格確認やオンライン連携が可能になります[参照]
実例:退職後すぐ手続きした場合のケース
例えば4月30日で会社を退職し、5月中旬に区役所へ手続きした場合。
- 資格喪失は5月1日扱い、5月分から保険料が発生
- 6月中旬に保険料決定通知が届き、6月末までに初回支払い
- マイナカード登録済みなら資格情報のお知らせも届く
まとめ
神戸市で退職後に国保登録を忘れていても、必要書類が揃えば窓口手続き可能です。かかる費用は退職翌日以降の保険料で、届出が遅れると遡って請求されます。
また、2024年12月以降はマイナンバーカードが保険証代わりとなるため、早めに“マイナ保険証”への登録をしておくと病院でも便利です。
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