PayPayで支払った情報が収納機関や事務所に通知されるのか？口座情報の取り扱いを解説

PayPayでの支払いが収納機関や事務所に対してどのような情報が通知されるのか、特に口座情報が渡されるのかどうかについて、安心して使えるように解説します。

PayPayの「請求書払い」と収納機関への情報通知

PayPayの請求書払いでは、利用者が支払いを完了すると、その支払い金額や支払先などの情報はPayPayを通じて収納機関に伝わります。

ただし、収納機関に伝えられるのは
支払金額、請求先名称、支払期日、取引IDなどであって、銀行口座番号や口座名義などの個人の口座情報は含まれません。

PayPayに銀行口座を登録して支払いに利用する場合でも、実際に収納機関に通知されるのはあくまで支払いに必要な項目のみです。

PayPay側から収納機関に対してユーザーの銀行口座番号や口座名義といった情報を渡すことはありません。

一方、収納機関が銀行口座振替（口座振替依頼書を使った引き落とし）などを採用している場合は、収納代行企業などを通じて口座情報が登録・処理されることがあります。

その際には、収納企業名や引き落とし金額、引き落とし予定日などの情報がユーザーへ通知されるケースもありますが、これはPayPayの請求書払いとは異なる仕組みです。

例えば固定資産税の納付でPayPay請求書払いを利用すると、納税通知書のバーコードをスキャンして支払います。この際、PayPayは支払金額や納付先の自治体を収納機関に通知します。

しかし、銀行口座情報は自治体に提供されず、PayPayでの支払い完了後に明細や通知が届いても、そこに口座番号などは含まれていません。

一部のユーザーは「PayPayで支払うと口座情報も渡されるのでは」と誤解することがありますが、PayPayの仕組みでは口座情報の通知は行われません。

ただし、収納機関側が独自に口座振替設定を行っている場合、その仕組みによっては別途通知があることがありますので、確認が必要です。

PayPayで支払った場合、収納機関に通知されるのは主に支払い金額や支払い先名、取引IDなどの必要最小限の情報であり、銀行口座番号や口座名義といった個人の口座情報は通知されません。

ただし、収納機関が独自に銀行口座振替などを運用しているケースでは、別途口座情報が関連する通知がある可能性がありますので、支払方法や登録内容をよくご確認ください。