クレジットカード明細に見に覚えのないAmazonプライムの請求が表示されたとき、驚きと不安を感じる人も多いでしょう。とくに返金手続きを済ませたあとでも、カード側に「未確定請求」として残っているケースでは、放置してよいのか、どこに連絡すべきか迷ってしまいます。本記事では、Amazonとエポスカードの双方に関わるこのような事例について、わかりやすく解説します。
Amazonプライムの誤請求が発生した原因とは?
Amazonプライムは、30日間の無料体験後、自動的に有料プランへ移行する仕組みになっているため、ユーザーが気付かないうちに課金されてしまうケースが多くあります。また、家族や他のアカウントでログインした状態で申し込んでしまうこともあるため、意図せず登録されることがあります。
今回のケースでは、ご本人が登録を意図していないにも関わらず、プライム会員として登録されており、Amazon側が返金に応じたとのことです。これはAmazon側の誤登録か、ユーザーの操作ミスが原因と考えられます。
返金が完了したのに未確定請求が消えない理由
Amazonで返金処理が完了していても、クレジットカードの明細上に「未確定」のまま金額が表示されることはよくあります。これは、Amazonからカード会社への返金通知と、カード会社のシステムがその反映を処理するまでに「タイムラグ」があるためです。
通常、数営業日から最大で1週間程度で明細上から消える、またはマイナス明細として記載されるようになります。この段階では引き落とされる可能性があるように見えても、実際には引き落とし時点で相殺または請求キャンセルが行われます。
カード会社とAmazon、どちらに連絡すべきか
まずはAmazonで返金処理が完了したことが確認できているなら、次に連絡すべきはカード会社、つまりこの場合はエポスカードです。未確定明細に表示されたままなのか、いつ処理が完了する予定なのかなどを確認できます。
注意:仮に支払日までに相殺処理が完了しなかった場合でも、一旦引き落とされたあと、「返金明細」として次回請求に反映されるので、実害はありません。ただし、口座残高が足りなくなると延滞の原因となるため、事前確認は重要です。
エポスカードへ問い合わせる際のポイント
エポスカードに連絡する際は、以下の情報を整理しておくとスムーズです。
- Amazonの注文番号または返金メール
- 返金日と金額
- 未確定明細に記載された金額と日付
エポスカードのカスタマーセンターでは、返金処理の進捗や、今後の明細反映の見通しなどについて案内してくれます。
支払日までにしておくべき対処
万が一のために、念のため該当金額(今回であれば5,900円)は口座に残しておきましょう。そして、引き落とし日に実際に請求されたかを確認してください。
引き落とされた場合、翌月のカード明細で相殺・返金処理が行われるはずです。反映が見られない場合には、改めてAmazonとエポスカード双方へ照会しましょう。
まとめ:迷ったらカード会社とAmazonの両方に確認を
Amazonでの返金処理が完了していても、カード明細に未確定請求が残っている場合は珍しくありません。こうしたケースでは、まずはAmazonの返金完了を確認し、その後カード会社に確認するのが鉄則です。
返金処理はシステム上、時間がかかる場合もあるため、支払日前に早めに問い合わせをしておくことで安心して対応できます。カードの残高管理も含めて、冷静に行動していきましょう。
コメント