国民健康保険から社会保険へ切り替えたときに必要な手続きと注意点|脱退手続きはどうする?

国民健康保険

転職などで正社員として再就職する際、国民健康保険から社会保険への切り替えが必要になりますが、その際に「国民健康保険の脱退手続きは自動で行われるのか?」「自分で何か提出する必要はあるのか?」といった疑問を持つ方は多いです。本記事では、社会保険への加入時に必要な国保の手続きについてわかりやすく解説します。

社会保険に加入したら国民健康保険は自動でやめられる?

結論から言うと、国民健康保険の脱退は自動では行われません。必ず自分で市区町村の役所に行って手続きをする必要があります。

社会保険に加入しただけでは、国民健康保険の資格は残ったままになっており、放置すると国保の保険料が請求され続けてしまいます。

脱退に必要な書類と持ち物

国民健康保険をやめるためには、社会保険に加入した証明書類を持って、居住地の市区町村役所で脱退の届け出をする必要があります。以下が一般的な必要書類です。

  • 社会保険証の写し(原本でも可)
  • 国民健康保険証
  • 本人確認書類(免許証など)

この手続きにより、国民健康保険の資格喪失が記録され、今後の保険料請求を防ぐことができます。

いつまでに手続きすればいいの?

原則として、社会保険の加入日から14日以内に脱退の手続きを行う必要があります。

遅れてしまった場合でも手続きは可能ですが、国保の保険料が重複して請求される恐れがあるため、できるだけ早めの対応が望ましいです。

重複期間の保険料はどうなる?

社会保険と国保の両方に加入していたとされる期間については、国保の保険料が後から還付されるケースもあります。ただし、自治体ごとに還付の可否や手続きが異なるため、役所で確認するのが確実です。

また、支払った保険料のうち未使用分の返還を受けるには証明書や追加申請が必要になる場合もあります。

扶養家族がいる場合はどうする?

社会保険に加入した際に、家族を扶養に入れている場合は、その扶養家族分も国民健康保険から脱退の手続きが必要です。家族全員分の健康保険証やマイナンバー、社会保険証が必要になることもあるので、事前に役所のサイトなどで確認しておきましょう。

まとめ:転職時の保険切替は忘れずに自分で届け出を

社会保険に加入しただけでは国民健康保険の資格は自動で喪失しません。必ず自身で市区町村役所に脱退届を提出する必要があります。放置してしまうと不要な保険料を支払うことになりかねません。

転職後の保険切替は忘れやすいポイントですが、社会保険証を受け取ったら、早めに脱退手続きを行い、スムーズに保険の移行を済ませましょう。

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