プロミスの必要最低返済額だけ払ったら信用情報に傷はつく?仕組みと注意点を解説

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プロミスをはじめとした消費者金融で借り入れをした場合、「必要最低返済額」のみを支払っても問題ないのか、元金はどのように減っていくのか、そして信用情報にはどんな影響があるのかといった疑問を持つ方は少なくありません。この記事では、必要最低返済額に関する仕組みと、信用情報への影響について詳しく解説します。

プロミスの「必要最低返済額」とは?

プロミスでは、借入残高に応じた「必要最低返済額」が毎月設定されており、これは利息と元金を含んだ最低限の支払い金額です。この金額を払うことで、遅延や延滞にはなりません。

ただし、最低返済額だけを支払い続けた場合は、支払いの大部分が利息にあてられ、元金がほとんど減らない状態が続き、完済までの期間が長くなってしまう可能性があります。

最低返済額だけで「元金は減らない」は正しい?

結論から言うと、元金は「少しずつ減る」ものの、ごくわずかしか減らないケースが多いです。特に借入金額が大きく、利率が高い場合は、支払いの大部分が利息に消えていきます。

例えば、借入金が10万円で年利17.8%なら、月の利息は約1,480円になります。最低返済額が4,000円だとしても、そのうちの1,480円は利息、残りの2,520円が元金返済にあてられる計算です。

最低返済額のみ支払った場合の信用情報への影響

結論:信用情報に傷はつきません。必要最低返済額をきちんと支払っていれば、契約通りに返済しているとみなされ、CIC(指定信用情報機関)などに延滞記録は残りません。

ただし、将来の審査においては「長期間残高がある状態」はあまり良い印象を与えない可能性があり、他社のカードローンやクレジットカード審査で「借入が多い」と判断されるリスクがあります。

必要最低額だけでジャンプ(翌月に進める)のは可能か?

はい、可能です。プロミスでは、必要最低返済額を支払えば、当月の支払い義務を果たしたことになります。つまり、残高が残っていても延滞ではないため、翌月に繰り越して問題ありません。

ただし、完済を目指すなら、できるだけ余裕のある月には多めに返済することが推奨されます。

実例:返済スケジュール比較

例えば、以下のような比較ができます。

毎月の返済額 完済までの期間 総支払額(概算)
4,000円(最低額) 約32か月 約127,000円
10,000円 約11か月 約111,000円

このように、返済額を増やすだけで、支払総額にも大きく差が出てきます。

計画的に返済するためのポイント

  • 返済予定表を利用する:プロミスの会員ページで確認可能です。
  • 余裕がある月には追加返済:利息を減らせて効率的です。
  • 他社ローンとの兼ね合いも考慮:信用情報全体を意識した返済を。

まとめ:最低返済額のみの支払いでも延滞にはならないが長期化に注意

プロミスの必要最低返済額のみの支払いであっても、期日までに払っていれば信用情報に傷はつきません。ただし、元金がなかなか減らず返済が長期化する可能性があります。余裕のある月には多めに返済するなど、計画的に対応することが重要です。

将来的な金融商品の審査や生活設計のためにも、今からでも返済シミュレーションを活用し、少しずつでも元金を減らすことを意識していきましょう。

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