大学通学に使っていたICOCA定期券をモバイルICOCAに移行した結果、カードへの定期券上書きができず復活方法が分からない…そんなお悩みに向けて、本記事ではJR西日本のICOCAルールを整理し、カード・モバイル間の切替や、阪急・京阪線の定期対応、デポジット返金の流れまでを解説します。
モバイルICOCAへの切替後、カードに定期を戻せる?
モバイルICOCAに定期券を取り込むと、カード型ICOCAは“空カード”となり、その後定期を再びカードに設定することはできません。定期券を再び利用するには、カード型で新たに定期券を購入する必要があります。
JR西日本エリア以外(例:阪急・京阪単独区間)の定期券は、モバイルICOCAでは購入できないため、阪急・京阪利用の定期はカード型で入手するのが必須です 。
阪急・京阪路線利用の定期はモバイルICOCA非対応
阪急電鉄・京阪電車などJRとの連絡定期券はモバイルICOCAで購入できますが、今回のように阪急単独や京阪単独の定期は対象外です 。
したがって、阪急・京阪区間に通学で使う定期券は、カード型ICOCAを再度利用して購入するのが唯一の方法です。
カード廃棄後のデポジット500円はどうなる?
モバイルICOCAに移行した際、カードに預けられていたデポジット500円は自動でモバイルICOCAにチャージされる仕様になっています 。
そのため、カードを返却しなくても500円相当がモバイルICOCA上で有効となり、カード自体は破棄して問題ありません。
定期券を早期に返却・払い戻しした場合の仕組み
万一、カード型定期を早期に払い戻す場合は、JR西日本の窓口で手続き可能です。有効期間が1ヶ月以上残っていれば手数料220円を差し引いた額が払い戻され、デポジット500円も戻ります 。
モバイルICOCAで定期券部分のみ払い戻しも可能ですが、チャージ残額はそのまま残り、手数料220円を差し引かれたうえで返金されます 。
実際にどうすればスムーズか?ステップガイド
- モバイルICOCAへの切替え後、カード型に戻したい場合は、JR西日本の駅窓口でカード型ICOCAを再購入。
- 阪急・京阪等の私鉄定期を含む場合、カード型ICOCAが必要。
- 旧カードが不要なら廃棄OK。デポジットはモバイルに移行済。
- 定期券を払い戻す際は、窓口で手数料とデポジット返金を確認。
この手順により、大学通学に必要な期間分の定期券を無駄なく利用できます。
まとめ:切替の前後で知っておきたいポイント
カード⇄モバイル間の定期切替後、再びカード型に戻すには新規購入が必要です。阪急・京阪単独区間を含む定期券はモバイルでは扱えませんので、カード利用が不可欠です。
また、カードを廃棄してもデポジットはモバイルICOCAに自動移行されるため安心です。払い戻しをする場合は、窓口での手数料やデポジット返金の条件をあらかじめ確認しておくとスムーズです。
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