ねんきん定期便は60歳の年も届く？資格喪失後の取り扱いについて

ねんきん定期便は年金に関する重要な情報を提供するもので、通常は毎年届きます。しかし、退職や資格喪失などの状況が変わると、届くタイミングや内容に変化があることがあります。今回は、60歳で国民年金の資格を喪失した場合にねんきん定期便が届くのかについて詳しく解説します。

ねんきん定期便の受け取り条件

ねんきん定期便は基本的に、厚生年金や国民年金に加入している人に送付されます。60歳以降、厚生年金から国民年金に切り替わる場合や、無職になると受け取れなくなるのかについての疑問を持つ人も多いです。

もし、60歳になった時点で国民年金に加入していない場合、たとえば退職してしまった場合でも、基本的にその年のうちはねんきん定期便は届きます。年金事務所では、年金加入者の情報を基に管理しており、60歳到達後の情報も反映されています。

一方で、61歳からは「資格喪失後」の状態となるため、その年のねんきん定期便が届かなくなる可能性があります。特に国民年金に移行していない場合、定期便の送付が停止されることも考えられます。

退職後に60歳以上で国民年金の資格を喪失した場合、一般的には60歳までの年金が記載された定期便は届きますが、61歳以降の資格喪失後には送付されないことがあります。自分の年金情報について確認するためにも、年金事務所に直接問い合わせることをおすすめします。