高齢になると保険加入のハードルが上がるイメージがありますが、最近では70歳以上でも加入できる医療保険・生命保険が増えてきています。特に血圧の薬を服用している場合でも、告知内容や条件をクリアすれば加入できるケースは多くあります。
血圧の薬を服用中でも加入できる保険とは?
保険会社によっては「持病があっても入りやすい」保険商品を用意しています。例えば、以下のようなタイプの保険です。
- 引受基準緩和型保険:過去一定期間に入院・手術歴がなければ加入可能
- 無選択型保険:告知や審査が不要で、一定の年齢まで加入可能(ただし保険料は高め)
たとえば「オリックス生命のキュア・サポート・プラス」や「アクサ生命の持病があっても入れる保険」などが該当します。[参照]
71歳でも加入できる保険はある?
多くの保険会社では、加入年齢の上限を「75歳」または「80歳」に設定しているケースが見られます。そのため、71歳でも問題なく申し込みが可能です。ただし加入後の更新や、保障の内容に制限があることもあるため、パンフレットや約款をよく確認しましょう。
また、保険によっては年齢に応じて保険料が大幅に上がるため、現在加入している保険(例:日本生命)と比較して新たな保険が本当にお得かを見極めることが重要です。
血圧の薬と告知義務の関係
保険加入時に「血圧の薬を飲んでいる」と正直に申告しても、多くの引受基準緩和型保険では加入を断られることはありません。ただし、「過去2年以内に入院したか」「最近の診断で重篤な合併症があったか」などの要件には注意が必要です。
もし虚偽の申告をした場合、給付金が支払われない可能性があるため、告知内容は正確に記入するようにしましょう。
保険料を見直すタイミングと節約のコツ
現在の保険料が高額に感じる場合、見直しは非常に有効です。以下のようなステップで比較・見直しを行いましょう。
- 現在の保障内容・保険料をリストアップ
- 同様の保障内容で70代でも入れる保険を探す
- 比較サイトを活用して保険料と保障をシミュレーション
- 保険相談窓口で無料アドバイスを受ける
近年では高齢者向けの保険商品も多く、内容を見直すことで月額1,000円〜5,000円程度のコストダウンも可能です。
実際の事例:加入に成功したケース
ある71歳の男性は、長年日本生命に加入しており、年々保険料が上がることに不安を感じていました。血圧の薬を飲んでいたものの、過去2年に入院歴がなかったため、「緩和型医療保険」に無事加入。
結果的に月々の保険料を約3,000円削減し、必要な入院保障も確保できたそうです。加入条件を満たしていれば、乗り換えは十分現実的です。
まとめ:70代からでもあきらめずに選択肢を探そう
71歳で血圧の薬を服用していても、保険加入は決して不可能ではありません。現在の保険をそのままにせず、より自分に合った保障内容・保険料のプランを探すことが、将来の安心につながります。緩和型保険や無選択型保険を上手に活用して、納得できる保険選びを進めましょう。
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