夏にオーストラリア・メルボルンへ旅行予定の方にとって、クレジットカードの海外利用に関する準備はとても大切です。特に三井住友銀行のOliveカードのようなデビット機能付きカードを使う場合、いくつかの確認事項があります。本記事では、Oliveカードを使った海外利用のポイントと、初めての海外旅行で注意すべき点を解説します。
海外利用前にカード会社への連絡は必要か
三井住友銀行のOliveカードでは、基本的に海外利用のためにカード会社へ事前連絡をする必要はありません。ただし、不正利用防止の観点から、海外で急に高額な決済があると、セキュリティでブロックされることがあります。
そのため、「海外で使用する予定です」とWebやアプリで設定しておくことをおすすめします。Vpassなどの会員ページから設定可能です。
Oliveカードの手数料と為替の基本
Oliveカードの海外ショッピング利用には、約3%の為替手数料がかかります。これは一般的な国際ブランド付きデビットカードの標準的な水準です。
為替はカード会社が定めたレートで処理され、利用日の数日後に最終的な金額が確定します。為替の変動があるため、余裕を持った残高管理が大切です。
DCC(ダイナミック・カレンシー・コンバージョン)に注意
海外でカード決済をすると「円で支払いますか?現地通貨で支払いますか?」と聞かれることがあります。これがDCCです。
DCCを選ぶと不利な為替レートが適用される可能性が高いため、必ず現地通貨(AUDなど)での決済を選ぶようにしましょう。
旅行前に準備しておくべきこと
- カードの暗証番号を把握しておく(現地ATM利用の可能性あり)
- 海外利用の設定をオンラインで確認
- スマホに三井住友銀行アプリやVpassアプリを入れておく
- 予備の支払い手段(予備のカードや現金)も用意
また、三井住友銀行公式サイトでは、Oliveカードに関する海外利用の詳細な案内も掲載されています。
初めての海外旅行で知っておくと安心なこと
海外では日本のようなタッチ決済やQR決済が使えないことが多いため、VISAやMastercardのタッチ決済ができるカードがあると便利です。
また、Wi-Fi環境の確保(現地SIMやeSIMの準備)や、海外旅行保険の確認も忘れずに行いましょう。
まとめ:事前準備で安心のメルボルン旅行を
三井住友のOliveカードは海外でも使える便利な決済手段ですが、為替手数料やDCCの注意点を理解しておくことで、無駄な出費を避けられます。
初めての海外旅行でも、しっかりと準備をすれば安全かつ快適に楽しむことができます。旅行前にクレジットカード設定の見直しや情報収集を行い、素敵なメルボルンの旅をお楽しみください。
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