横浜銀行のスーパー定期預金は、店舗窓口・インターネットバンキング・ATMのいずれからも申込みが可能です。しかし、ATMで申し込む場合、自動継続型か自動解約型かを選択できるのか?という点は、利用者にとって分かりづらい部分かもしれません。この記事では、ATMでの定期預金操作における取扱いや、自動継続の扱いがどうなるのかをわかりやすく解説します。
ATMで申し込んだ場合は「自動継続型」が初期設定
横浜銀行のATMを利用してスーパー定期を作成した場合、自動的に「元利自動継続型」が適用されます。これは、満期が到来した際に元本と利息を合わせて再度定期預金として預け入れるという仕組みです。
ATMでは申込み時に自動継続型か自動解約型を選択する画面は基本的に表示されません。選択肢がないまま預入が完了するので、「いつの間にか継続設定されていた」ということが起こるのです。
自動解約型に変更したい場合の対応方法
ATMで申込後に「自動継続ではなく、自動解約にしたい」と思った場合でも、変更は可能です。ただしATMでは変更操作ができないため、店舗窓口または電話(ダイレクトバンキング)などを通じて手続きが必要です。
窓口では「自動解約型に変更したい」と申し出れば対応してもらえます。また、満期到来前に一度解約して、再度希望のタイプで預け直すことも可能です。
そもそも「自動継続型」と「自動解約型」の違いとは?
定期預金には主に以下の2つのタイプがあります:
- 自動継続型:満期になったとき、元本+利息をそのまま再度預ける。
- 自動解約型:満期日に元利金を普通預金口座に戻す。
短期間で資金を使う予定がある方や、預け直しのタイミングを自分で判断したい方には自動解約型が適しています。一方、ほったらかし運用したい方には自動継続型が便利です。
実際のATM操作時に確認できるポイント
ATMで定期預金を申し込む際、画面には利率・預入期間・預入金額といった基本情報が表示されますが、自動継続かどうかを選ぶ表示は基本的に出てきません。そのため、気づかずに自動継続設定されてしまうケースが多発しています。
気になる場合は、後日通帳記帳またはインターネットバンキングの定期預金詳細画面で確認できます。「満期日」「取扱区分(継続型)」などが明記されています。
店舗で申し込む場合との違い
店舗で定期預金を申し込む場合は、その場で「継続型」か「解約型」かを選べるようになっています。職員から説明を受けるため、ミスが起こりにくいというメリットがあります。
ATMと比べて自由度が高く、細かい条件も指定できるため、「初めて定期預金を作る」「運用方針をしっかり相談したい」方には窓口利用もおすすめです。
まとめ:ATMでの預入は便利だが、条件確認は必須
横浜銀行のATMでスーパー定期を作成すると、原則として「自動継続型」が適用されます。選択肢が表示されないため、後から気づくことも多いですが、変更も可能なので安心です。
定期預金は一度預けると基本的に満期まで引き出せないため、運用目的や期間に応じて、「継続型」か「解約型」かをあらかじめ把握しておくことが重要です。迷ったら、銀行の窓口での相談や、カスタマーセンターへの問い合わせも活用しましょう。
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