財布の奥から出てきた旧札――聖徳太子が描かれた一万円札。「これってまだ使えるの?」「銀行で両替してもらえるの?」と疑問に思ったことはありませんか?今回は、三井住友銀行で旧札の両替を希望する場合に必要な手続きや注意点について詳しく解説します。
旧札は今でも使えるの?まずは基礎知識から
結論から言うと、旧札は現在でも有効な法定通貨として使用可能です。コンビニやスーパーでも基本的には断られませんが、近年は自動券売機やATMが旧札に対応していないことも多いため、不便を感じる場面があるかもしれません。
そのため、現行の紙幣に両替しておくと安心です。特に高額紙幣である聖徳太子の一万円札は、レジで断られるリスクもあります。
三井住友銀行で旧札を両替する方法
三井住友銀行では、旧札の両替も通常業務の一環として対応しています。窓口での受付となり、口座を持っていない場合でも対応は可能です。ただし、枚数や金額によっては本人確認書類が必要なケースもあります。
また、通常の両替機では旧札の取扱いができないため、必ず窓口にて対応してもらう必要があります。
予約は必要?事前確認がおすすめなケース
旧札の両替に予約は原則不要ですが、以下の場合には事前に店舗に電話確認するのが安心です。
- 大量の旧札(例:10枚以上)を持ち込む場合
- 地方支店や小規模店舗での両替を希望する場合
- 確実に当日中に手続きしたい場合
混雑する時間帯(昼前後や月末)を避けると、スムーズに手続きできます。
両替時に必要な持ち物と手続きの流れ
通常の両替で必要なのは旧札そのものだけですが、以下を用意しておくと安心です。
- 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)
- 三井住友銀行のキャッシュカード(口座がある場合)
- 印鑑(口座に関連する手続きがある場合のみ)
受付で「旧札の両替をお願いしたい」と伝えれば、必要書類に記入し、現行紙幣への交換が行われます。
旧札のまま保有する価値はある?収集的な観点から
聖徳太子の一万円札は、現在では発行終了から20年以上経過しており、一部ではプレミアがつくケースも存在します。ただし、一般的に使用されていた流通品であれば、通常の額面どおりの価値しか持ちません。
保存状態が非常に良好なものや、連番、ゾロ目の番号などはコレクター市場で高値がつく可能性があります。
まとめ|旧札は両替可能、でも準備はしっかりと
・旧札(聖徳太子の一万円札)は今でも使えるが、両替すれば安心
・三井住友銀行の窓口で両替可能、原則予約不要
・大量に持ち込む場合や特別な事情がある時は事前確認がおすすめ
・コレクター的な価値も考慮して、手放すかどうか検討しよう
旧札を安全・確実に現行紙幣へ交換したい方は、ぜひ一度、近くの三井住友銀行に足を運んでみてください。
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