急な出費や一時的な資金調達のために、100万円〜150万円程度の借入を検討する方は少なくありません。とはいえ、どの金融機関を利用すれば利息や審査の点で有利なのか迷うもの。今回は、銀行系から消費者金融、ネット銀行まで、利便性・金利・審査の通りやすさを比較し、最適な借入先の選び方を解説します。
銀行系カードローンは低金利だが審査はやや厳しめ
まず検討したいのは、利用中の銀行が提供するカードローンです。例えば、みずほ銀行カードローンや横浜銀行カードローンは、金利が年2.0%〜14.0%程度と比較的低く、給与口座がある場合は審査通過の可能性が高まります。
特にみずほ銀行の口座を給与振込に利用しているなら、優遇金利が適用されるケースもあります。審査は属性(収入・勤続年数など)をしっかり見られるため、安定収入がある方にはおすすめです。
消費者金融は即日融資が可能だが金利は高め
プロミス・アイフル・アコムなどの消費者金融は、審査スピードが非常に早く、即日融資にも対応しています。パート・アルバイトでも借りられる柔軟さが特徴です。
しかし、金利は年17.8%程度が標準で、銀行系に比べて高め。借入期間が長くなるほど利息負担が大きくなります。返済シミュレーションで月々の負担を事前に確認しましょう。
ネット銀行はバランス型。住信SBIネット銀行や楽天銀行も要注目
住信SBIネット銀行や楽天銀行のカードローンは、金利と審査難易度のバランスが良く、特に楽天銀行スーパーローンはパート・主婦でも申し込み可能です。金利は年1.59%〜14.5%程度。
ネット完結で申し込みや返済ができるため、スマホ一つで手続きが済む手軽さが魅力です。楽天ポイントプログラムとの連携があるのも特徴です。
借入先選びで注目したい3つの基準
- 金利:借入期間が長いほど金利差が大きく影響します。短期なら金利はそれほど重要ではありません。
- 審査の通りやすさ:属性に自信がない場合は柔軟な審査基準の金融機関を選ぶこと。
- 融資までのスピード:急ぎの場合は即日融資可能な消費者金融が候補に。
なお、複数社に一斉申し込みを行うと「申込ブラック」になる可能性があるため、2社以内に絞って比較検討することが重要です。
返済計画を立ててから申し込むことが重要
100万〜150万円という金額は、決して少額とは言えません。借入時には毎月の返済額・ボーナス返済の有無・完済までの期間をシミュレーションし、無理のない返済計画を立てましょう。
金融機関の公式サイトでは、返済額の自動計算ツールが用意されていることも多いため、活用をおすすめします。
まとめ:属性に応じてベストな借入先を選ぼう
利息の低さを重視するなら銀行系カードローン、審査通過率やスピードを優先するなら消費者金融、バランスを求めるならネット銀行系が有力候補です。
特にみずほ銀行に給与振込口座がある方は、みずほ銀行カードローンを第一候補にしつつ、住信SBIネット銀行なども併せて比較してみましょう。どの金融機関でも共通するのは「無理のない返済計画」が最優先であるということです。
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