仕事の給与受け取りや各種振込のために、久しぶりに使うゆうちょ銀行の口座。通帳はあるけれど、「暗証番号がわからない」「印鑑が思い出せない」といったケースは少なくありません。この記事では、そんなときにどう対応すればよいのか、ゆうちょ銀行での再設定の手順と必要書類について詳しく解説します。
ゆうちょ銀行の暗証番号がわからない場合の対応
暗証番号を忘れた場合は、郵便局窓口での再設定手続きが必要です。ただし、口座名義人本人による申請が前提であり、本人確認書類の提示が求められます。
必要なもの:
- 通帳
- 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)
- 新しく設定する暗証番号(窓口で記入)
受付後、暗証番号の変更手続きが完了するまでに数日かかる場合があります。
登録印鑑がわからない・印影が不一致の場合
印鑑を変更したい場合や登録印が不明な場合も、基本は窓口での手続きになります。この際も本人確認書類の提示と、新しい印鑑の持参が必要です。
旧印鑑が照合できなかった場合、ゆうちょ銀行所定の「印鑑喪失届」への記入が求められ、届出印の再登録に日数がかかることがあります。
キャッシュカードがない場合でも手続き可能
キャッシュカードを作っていない場合でも、通帳と本人確認書類があれば手続きは可能です。ただし、キャッシュカードを作っておいた方が今後の利用が便利になります。再設定と同時にカード発行を申請するのもおすすめです。
また、カード発行後は、ゆうちょダイレクトの利用申請も検討すると、スマホやPCでの口座確認が容易になります。
代理人による手続きは原則不可
たとえ親が過去に手続きをしていたとしても、現在は口座名義人本人しか変更手続きはできません。本人が成人である限り、保護者による代行や電話対応は認められず、窓口に本人が出向く必要があります。
どうしても本人の来店が難しい場合は、郵送での手続きを相談できる場合もありますが、厳格な書類提出と時間がかかることを理解しておきましょう。
まとめ:通帳と本人確認書類があれば基本は対応可能
暗証番号や印鑑を忘れてしまった場合でも、ゆうちょ銀行では所定の手続きを踏めば再設定が可能です。通帳と本人確認書類があれば、大抵のケースは解決できます。
長期間使っていなかった口座を再利用する場合は、できるだけ早めに窓口での手続きを済ませておくと、いざ給与振込や支払いが発生したときに慌てずに済みます。
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