近年、低コストかつ高い透明性で注目されている海外送金サービス「Wise(旧TransferWise)」。スマートフォンから簡単に送金手続きができるのが魅力ですが、その後の支払い方法やATMの使い方などについて疑問を持つ方も多いようです。本記事では、Wiseを使った送金の流れや支払いの方法、実際の利用シーンを交えて詳しく解説します。
Wiseの海外送金の基本的な流れ
Wiseの送金手続きは基本的に次のステップで進行します:①送金先情報と金額を入力、②支払い方法を選択、③入金(送金者からWiseへの資金移動)、④Wiseが為替換算後、受取人の口座に着金、というシンプルな流れです。
スマホやパソコンから送金手続きを済ませた後は、選択した支払い方法に応じてWiseへの入金を行う必要があります。支払い方法は日本国内の銀行振込、クレジットカード/デビットカード、Apple Payなどから選べます。
銀行振込を選んだ場合の注意点
「銀行振込(ローカル送金)」を選択した場合、Wiseが指定する日本の銀行口座(例:三井住友銀行など)に、ユーザー自身が手動で振り込む必要があります。このとき、Wiseから指定される「参照番号」を必ず振込時の名義か備考に入力することが重要です。
振込にはネットバンキング、ATM、窓口が利用可能ですが、ATMを使う場合は通帳やキャッシュカードが必要です。現金だけでは振込できないATMもあるため、注意が必要です。
ATMでの支払い方法と必要なもの
ATMでWiseへの送金額を振り込む場合、多くの銀行ATMではキャッシュカードが必要です。一部のATMでは現金でも可能ですが、限度額や取扱時間が制限されていることがあります。
例えば、ゆうちょ銀行や地方銀行のATMを使う場合、キャッシュカードがあれば振込は比較的スムーズです。ATMでは「他行あて振込」メニューを選び、Wiseが指定する口座情報を入力し、参照番号も忘れずに入力しましょう。
スマホのみで完結できる支払い方法
銀行口座を持っていてスマホにネットバンキングアプリをインストールしていれば、ATMを使わずにWiseへの振込が可能です。たとえば、三菱UFJダイレクト、みずほダイレクト、楽天銀行アプリなどがあれば、スマホ操作だけで振込が完了します。
また、クレジットカードやApple Pay、Google Payを選べば、アプリ内決済だけで送金を完結できます。ただし、カード払いは手数料がやや高くなる点に注意しましょう。
実際の送金例とトラブル回避のポイント
例えば「イギリスの家族に10万円を送金したい」という場合、Wiseアプリで送金額と受取人の情報を入力し、支払い方法として「銀行振込」を選択。その後、指定された三井住友銀行の口座に10万円をネットバンキングで送れば手続き完了です。着金までは通常1〜2営業日です。
トラブル防止のためには、参照番号の入力ミスに注意し、振込人名義とWiseアカウントの登録名が一致しているかを確認しましょう。これらが不一致だと、入金確認に時間がかかる可能性があります。
まとめ:Wiseでの送金後にやるべきこと
Wiseでは、送金手続き完了後に選択した方法での支払いが必要です。ATMを利用する場合にはカードや通帳が必要なケースがほとんどで、ネットバンキングやクレカ決済を使えばスマホだけで完結させることも可能です。
送金前後で不安を感じる方は、Wise公式サイトのヘルプセンターやチャットサポートも活用すると安心です。自身のライフスタイルに合った支払い方法を選んで、スムーズな国際送金を実現しましょう。
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