ゆうちょ銀行から三菱UFJ銀行へ送金する際、ネットバンキングを使うと手軽に振込ができますが、気になるのはやはり手数料。本記事では、ネットバンキング(ゆうちょダイレクト)を使った場合の振込手数料の詳細や、できるだけコストを抑えるためのポイントについて解説します。
ゆうちょ銀行から他行(例:三菱UFJ銀行)への振込手数料
ゆうちょ銀行のネットバンキングサービス「ゆうちょダイレクト」から他の金融機関口座への振込には、月5回まで123円、6回目以降は216円の手数料がかかります(2025年8月時点)。
この金額はゆうちょダイレクトの利用者向け特別料金で、ATMや窓口で行うよりも安価です。特に月5回以内の利用であれば、コストを抑えて送金が可能です。
手数料の例と実際の振込手順
たとえば、毎月1回定期的に三菱UFJ銀行の住宅ローン口座に返済を振り込む場合、ネットバンキングを利用すれば123円で済みます。ATMを使った場合(キャッシュカードで)なら220円ほどになるため、年間にすると大きな差です。
振込手順は以下の通りです:
- ゆうちょダイレクトにログイン
- 「送金・振替」メニューから「他行口座への振込」を選択
- 三菱UFJ銀行の支店名・口座番号を入力
- 金額と日付、ワンタイムパスワードで認証
簡単な操作で即時振込も可能です。
ATM・窓口との比較:どちらが得?
ATMを使って現金で振り込む場合、手数料は440円かかることもあり、ネットバンキングの方が断然お得です。窓口はさらに高くなる傾向があります。
一方、ATM操作に慣れていて現金取引を希望する方はATMでも対応可能ですが、コスト重視の方にはネットバンキングが圧倒的におすすめです。
無料で振り込む方法はある?
完全無料でゆうちょ→他行への振込を行うには、現時点では基本的に困難ですが、以下の工夫で節約できます。
- 月5回以内の振込に抑える
- 送金頻度が多い場合はネット銀行(例:住信SBIネット銀行)経由で中継する
- 家族やパートナーと共同口座を活用し、振込回数を分散
特に住信SBIネット銀行などは、ランクに応じて月数回の他行宛振込が無料になるため、節約目的には検討の価値があります。
安心・安全な送金のためのポイント
送金時には以下の点に注意してください。
- 口座番号の入力ミス防止(事前登録機能活用)
- フィッシング詐欺対策として正規のログイン画面を確認
- ワンタイムパスワードによる二段階認証を必ず有効に
トラブルを未然に防ぐためにも、セキュリティには十分気を配ることが大切です。
まとめ:コスパと利便性の高いネットバンキングを活用しよう
ゆうちょ銀行から三菱UFJ銀行への振込は、ネットバンキング「ゆうちょダイレクト」を使えば手数料を抑えてスマートに送金可能です。月5回以内なら123円とお得なので、振込回数をうまく調整しながら賢く使いましょう。
振込コストを気にする方や、日常的に他行振込を行う方にとって、ネットバンキングは必須のツールです。上手に使いこなして家計の無駄を減らしましょう。
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