毎年春になると届く自動車税の納付書。例年4月下旬から5月上旬にかけて郵送されますが、「まだ届かない…」「他県も遅れているらしい」といった不安の声が増えています。特に京都府を含む一部地域では、郵送の遅れが話題になることもあります。本記事では、納付書が届かない場合にとるべき行動や注意点を解説します。
自動車税納付書の発送スケジュールと目安
自動車税(種別割)は、原則として毎年4月1日時点の所有者に対して、4月下旬から5月中旬にかけて各都道府県税事務所から発送されます。京都府の場合も例年4月25日〜5月10日ごろが目安です。
ただし、年によっては祝日や連休(GW)を挟むことで、郵便事情により配達が遅延するケースもあります。
納付書が届かないときのチェックポイント
まずは以下の点を確認しましょう。
- 住所変更届を運輸支局・軽自動車協会に出しているか
- 車検証の登録住所と現住所が一致しているか
- 過去に転居して郵便物が届かなくなったことがあるか
たとえば、3月に引っ越しをして車検証の住所変更を忘れていた場合、新住所には納付書が届きません。
納付期限と納付方法の選択肢
納付期限は例年5月末日です(※年によって数日の前後あり)。納付書が届かなくても支払いは可能で、次のような方法があります。
- ① 車両のナンバー・所有者情報をもとに税事務所へ直接問い合わせ
- ② 「自動車税eLTAX(エルタックス)」や「PayPay」などのスマホ決済から支払う
- ③ 「車両情報があれば発行できる」仮納付書を再発行してもらう
京都府の場合は「京都府税公式サイト」や「府税事務所」にてオンライン・電話での再発行申請も可能です。
納付書未着で放置するとどうなる?
納付書が届かないからといって支払いを放置すると、延滞金(年率最大14.6%)が加算されたり、車検時に納税証明書が提出できず、車検が通らないといったトラブルになることがあります。
たとえば、納税が確認できないまま車検を受けに行くと「納税証明書が必要です」と断られるケースも珍しくありません。
京都府での問い合わせ先・対応方法
京都府で納付書が届かない場合は、京都府自動車税事務所に直接連絡しましょう。連休明けには問い合わせが混み合うこともあるため、早めの行動がおすすめです。
京都府自動車税(種別割)公式ページには、問い合わせ先や納付方法、納税確認方法が詳しく掲載されています。
まとめ
自動車税の納付書が届かない場合でも、期限内に支払う義務はあります。まずは発送時期の目安を把握し、住所変更漏れや郵送遅延の可能性を確認しましょう。
京都府では公式ページや電話窓口から再発行や納付相談が可能です。納税遅延による延滞金や車検トラブルを防ぐためにも、気づいた時点で行動することが大切です。
コメント