エポスカードの分割払い手数料が減る理由とは？計算の仕組みを解説

エポスカードの分割払いを利用していると、支払いごとに手数料が減っていくことがあります。この現象は、分割払いの仕組みによるものです。この記事では、分割払いの手数料がなぜ段階的に減少するのか、その理由と計算方法について解説します。

1. エポスカードの分割払いとは？

エポスカードで分割払いを選ぶと、月々の支払い額が一定になり、利息（手数料）が加算されます。手数料は、実質年率18%で計算されることが一般的ですが、実際に支払う手数料は分割払いの期間や残高の変動に応じて変わります。

分割払いの期間が長ければ、利息が高くなるため、元金部分と利息部分のバランスも変化していきます。このため、分割払いを続けていく中で手数料が減っていくことになります。

分割払いの手数料は、元本（借入金）に対してかかります。そのため、毎月の支払いによって元本が減少するため、次回の支払いに対する手数料が減少するのです。これは、元本が減るごとにその残高に対する利息が少なくなるためです。

例えば、最初に設定された元本に対して18%の年利が適用され、その利息が加算されます。最初の月に支払った分が元本から引かれることで、次月の手数料はその減少した元本に基づいて計算され、少しずつ減少していきます。

手数料（利息）の計算は、元本に年利を掛けて計算しますが、分割払いの期間が長いほど利息が増えます。具体的な計算方法は次のようになります。

例：元本が10万円、実質年率18%の12ヶ月分割払いの場合、毎月の支払額は元本に利息を加えた合計を分割したものになります。1ヶ月目の手数料は元本に基づいて計算され、次第に元本が減ることでその利息も少なくなります。

手数料の減少を実感するタイミングは、毎月の支払明細を見たときです。最初は手数料が大きいと感じるかもしれませんが、元本が減るとその分手数料が減り、毎月の支払い額が一定であっても利息部分が減少することを確認できます。

そのため、最初のうちは「手数料が計算通りではない」と感じることがあるかもしれませんが、これは正常な分割払いの進行における現象です。

エポスカードの分割払いでは、元本が減少することによって手数料が段階的に減っていきます。この仕組みは、分割払いをしている他のカードでも似たような形で運用されており、元本にかかる利息が毎月の支払いによって減少していくためです。

毎月の支払い額が一定であっても、元本が減ることで利息が減少していくことに注目して、計算方法を理解していれば安心して分割払いを利用することができます。