七十七銀行の通帳繰越と未記帳の対応方法|長期間放置した場合の注意点と手数料は?

貯金

高齢の親の通帳記帳ができずに長期間経過してしまった、というケースは珍しくありません。七十七銀行を利用している場合、未記帳の取引が溜まった場合にどう対応すればよいのか、繰越や手数料の有無など、具体的な対応方法について詳しく解説します。

七十七銀行の通帳繰越とは?

通帳の記帳欄がすべて埋まると、自動的に「繰越」が行われ、新しい通帳が発行されます。この繰越はATMでも一部可能ですが、長期間未記帳の場合や一定件数以上の取引がある場合は窓口での対応が必要です。

一般的に1冊の通帳には数十件〜100件以上の記帳が可能ですが、2年以上未記帳のケースでは複数冊にまたがる記帳や繰越処理が必要となることがあります。

未記帳が2年以上の場合の対応方法

七十七銀行では、取引明細が一定件数(たとえば100件や200件)以上あるとATMでは対応しきれず、窓口での対応を求められることがあります。2年間分となると、明細が相当量に及ぶ可能性があり、通帳を預ける形での後日返却(預かり記帳)となることもあります。

その際は通帳だけでなく、本人確認書類や委任状(本人以外が手続きする場合)が求められることがあります。介護中の親に代わって手続きする場合には注意が必要です。

通帳記帳や繰越に手数料はかかる?

七十七銀行では、通帳記帳や通帳繰越自体に手数料は通常発生しません。窓口での手続きも無料で対応してもらえることがほとんどです。

ただし、再発行や紛失による再交付となると、1,100円(税込)などの手数料がかかることがありますので、単なる記帳・繰越と紛失手続きは区別しておきましょう。

親の通帳を代理で記帳・繰越するには

介護などで本人が来店できない場合、代理人による手続きが可能です。代理人が行う場合、以下の書類を用意しましょう。

  • 本人の通帳
  • 代理人の本人確認書類(運転免許証など)
  • 委任状(銀行所定の形式)

場合によっては、銀行指定の委任状フォーマットが必要になるため、事前に最寄りの支店へ電話確認することをおすすめします。

ATMで記帳ができないと表示された場合の対処法

長期間未記帳や記帳可能件数を超えた場合、ATMでは「窓口をご利用ください」と表示されることがあります。こうした表示が出たら、通帳を持って支店窓口へ行く必要があります。

混雑する時間帯を避け、時間に余裕を持って訪れるとスムーズに手続きできます。

まとめ:長期間未記帳でも心配無用、まずは窓口相談を

七十七銀行では、通帳記帳や繰越に通常手数料はかかりません。2年以上記帳していない場合も、窓口で適切に対応してもらえます。代理人による手続きも可能なので、介護などでご本人が来店できない場合でも安心です。

心配な点がある場合は、最寄りの支店へ事前に電話確認しておくとよりスムーズに進められるでしょう。

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