カードローンを申し込んだ際、「在籍確認の電話がなかったけど大丈夫なの?」と不安に思う人は多いです。特に、バンクイックやauじぶん銀行のような大手金融機関でも、実際に確認電話が来なかったケースは珍しくありません。本記事では、在籍確認が省略される背景や、どうして限度額がついたのかについて詳しく解説します。
在籍確認とは?その目的と基本の流れ
在籍確認とは、申込者が申告した勤務先に本当に勤めているかを確認するための電話連絡です。これは貸金業法に基づいた「返済能力の確認」にあたり、通常は職場へ「個人名」で電話がかかってきます。
しかし、最近では個人情報保護や職場への配慮の観点から、電話確認を行わない場合も増えてきています。
バンクイック・auじぶん銀行の在籍確認の実情
三菱UFJ銀行の「バンクイック」や「auじぶん銀行カードローン」では、申込内容や信用情報、勤務先情報が明確な場合には、在籍確認の電話を省略することがあります。
以下のような条件が当てはまると、在籍確認なしで審査が完了することも。
- 信用情報に問題がない
- 申告された勤務先が大企業や有名法人
- 在籍証明書類(社員証や保険証など)を提出済み
- 限度額が比較的少額(30万円前後)
特に限度額が30万円以下であれば、審査が簡略化されやすく、確認電話がないまま可決する事例は多く見られます。
電話なしで在籍確認が完了するケースの具体例
例:Aさん(30代・会社員・年収400万円)は、バンクイックに申し込み。勤務先は全国展開の上場企業で、申込内容も正確に記載。本人確認書類とあわせて健康保険証のコピーを提出し、在籍確認の電話はなく、30万円の枠で可決されました。
同様に、Bさん(20代・派遣社員)もauじぶん銀行に申込み、マイナンバーカードと給与明細の写しをアップロードしたところ、20万円の融資枠が審査完了。職場には一切連絡がなかったとのこと。
在籍確認がある場合・ない場合の基準
在籍確認があるかないかは、審査担当者の判断や提出書類の信頼度によって変わります。以下のような場合は、在籍確認が行われやすい傾向にあります。
- フリーランス・個人事業主で証明資料が不足
- 申告した勤務先が確認困難な小規模企業
- 信用情報に遅延・延滞歴がある
逆に、会社が有名企業であったり、保険証や給与明細などの裏付け書類が提出されていれば、在籍確認が省略されるケースも多くなっています。
まとめ:在籍確認がない=異常ではない
・バンクイックやauじぶん銀行カードローンでは、在籍確認が省略されることがある
・限度額が30万円以下など、審査が比較的緩やかなケースで発生しやすい
・書類提出や勤務先の信頼性が高いと判断されれば、電話確認なしで可決する
・在籍確認がなかったからといって、必ずしも問題があるわけではないので安心しましょう
審査は個別判断ですが、在籍確認の有無で結果を過度に心配する必要はありません。必要があれば、直接金融機関に確認を取るのも一つの方法です。
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