スマホの普及により、ゆうちょ銀行のアプリを使ってATMで現金を引き出す「スマホ出金」サービスを利用する人が増えています。しかし、アプリ経由の出金は通帳にどのように記録されるのか、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。本記事では、スマホ出金の記帳方法や確認方法、注意点について詳しく解説します。
スマホ出金の仕組みとは
ゆうちょ銀行の「スマホ出金」は、スマホアプリ(ゆうちょ通帳アプリまたはゆうちょダイレクトプラス)からATM操作を簡略化できるサービスです。アプリ内で出金金額や暗証番号を入力し、ATMでQRコードを読み込ませることで、キャッシュカードを使わずに現金を引き出すことが可能です。
このサービスは非接触かつスピーディーな取引が可能で、外出時にも便利に使える点が特徴です。
スマホ出金した場合の通帳への記帳内容
ゆうちょ銀行でスマホ出金を行った場合、通帳には以下のように記帳されます。
- 摘要欄:「スマホATM出金」または「スマホ出金」など
- 金額欄:出金額(例:10,000円)
- 残高欄:出金後の残高
つまり、キャッシュカードによる通常のATM出金と同様に出金扱いとして記録されますが、「スマホ出金」であることが明示的に記載されます。
記帳は自動では行われない?アプリと通帳の違い
アプリで取引履歴を確認することはできますが、通帳への記帳は物理的にATMや窓口で通帳を挿入することで初めて反映されます。アプリだけを使っていても通帳は更新されませんので、定期的に記帳機を使って記録を残すことが推奨されます。
特に、確定申告や家計簿で通帳記録を使う方は、忘れずに記帳しておきましょう。
スマホ出金の利用履歴をアプリで確認する方法
アプリで出金履歴を確認するには以下の手順を踏みます。
- 「ゆうちょ通帳アプリ」または「ゆうちょダイレクトプラス」にログイン
- 「取引履歴」または「ご利用明細」メニューを選択
- 出金日や金額、摘要欄(スマホATM出金)などを確認
これにより、通帳記帳ができていない期間の取引もアプリから把握することが可能です。
スマホ出金を利用する際の注意点
スマホ出金は便利な一方で、いくつか注意すべき点もあります。
- 1日・1回あたりの出金限度額が設定されている(例:1日50万円など)
- 通信環境が不安定だと取引が失敗する可能性がある
- 出金後に通帳への記録を忘れると混乱の原因になる
また、スマホの紛失時に備えて、スマホアプリにはパスワードロックや生体認証設定を必ず施しましょう。
まとめ:スマホ出金でも記帳は可能、ただし確認はこまめに
ゆうちょ銀行のスマホ出金サービスを使っても、通帳には「スマホATM出金」として記録されます。ですが、通帳記帳は自動では行われず、ATMや窓口での手動記帳が必要です。
記帳しないまま放置してしまうと、後から支出管理が難しくなる恐れもあるため、最低でも月に1回程度は通帳を記帳する習慣をつけておくと安心です。
アプリと通帳をうまく併用し、スマートで安全な資金管理を実現しましょう。
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