無料で使える家計簿アプリ「らくな家計簿」では、クレジットカードの精算サイクルを適切に設定することで、より正確な資金管理が可能になります。今回は「月末締め・翌月25日払い」というよくあるクレジットカードの支払いパターンを例に、最適な設定方法をご紹介します。
クレジットカード設定で重要な「精算日」と「支払日」とは
らくな家計簿における「精算日」と「支払日」は、それぞれ以下の意味を持ちます。
- 精算日:カード利用の締め日(この日までの利用額が合計される)
- 支払日:実際に口座から引き落としが行われる日
したがって、カードの利用サイクルを正しく反映するには、この2つの設定がとても重要になります。
月末締め・翌月25日払いの設定方法
この支払いパターンの場合、以下のように入力します。
- 精算日:31日(または月末)
- 支払日:翌月25日
アプリ内で設定する際、月末が31日でない月もあるため、「31日」で設定しておけば自動的に各月の末日として処理されます。
たとえば、7月の利用分は7月31日が締め日となり、8月25日に引き落としされるという流れになります。
設定画面での具体的な操作手順
らくな家計簿アプリでの設定手順は以下の通りです。
- アプリを起動し、メニューから「クレジットカード」を選択
- 使用しているカード名をタップ
- 「精算日」に「31」を、「支払日」に「25」を入力
- 保存して設定を完了
設定後は、各月の利用分が翌月25日に一括で支払われるという前提で家計に反映されます。
クレカ設定後の家計管理のメリット
この設定を行うことで、カード利用による支出と実際の口座からの引き落としを見える化できます。これにより、支払い時期のズレによる予算管理の混乱を防ぐことができるのです。
さらに、月ごとのクレカ利用額や残高の確認もスムーズになり、使いすぎの抑制にも役立ちます。
具体的な利用例:7月に使った買い物はどうなる?
たとえば、7月10日にAmazonで5,000円をクレカ決済したとします。この支出は7月31日で締められ、8月25日に引き落とされる仕組みです。らくな家計簿上では、7月分のクレカ利用として記録され、支払日は8月25日と記載されるようになります。
これにより、支出時期と現金流出時期を別管理でき、口座残高と連動した精緻な資金計画が可能になります。
注意点:分割払いやボーナス払いとの違い
今回ご紹介している設定方法は「1回払い」や「リボ払い」「ボーナス払い」ではなく、「翌月一括払い」を前提としています。分割払いやリボ払いを利用している場合は、支払期間や金額が複数月にわたって分散されるため、別途個別管理が必要です。
また、実際の引き落としが土日や祝日と重なる場合は、翌営業日にずれることがありますので、銀行の引落スケジュールにも注意しておきましょう。
まとめ:らくな家計簿でクレカ管理をもっとスマートに
らくな家計簿では、月末締め・翌月25日払いのクレジットカードを利用している場合、「精算日=31日」「支払日=25日」と設定するのが最適です。この設定により、支出と引落のタイムラグを正確に管理でき、無理のない家計運営が実現します。
クレカの使いすぎ防止や翌月の資金繰りをスムーズに行いたい方は、ぜひこの設定を活用してみてください。
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