プロミスなどの消費者金融では、返済額が想定と異なることに戸惑う方が少なくありません。とくに「24000円引かれたのに8700円しか返済になっていない」というような事象は、仕組みを知ると理解できるケースが多いです。本記事では、よくある理由と確認すべきポイントをわかりやすく解説します。
引き落とされた金額と返済反映額が一致しない理由
プロミスの返済金額が「元金返済」だけではなく「利息」と「手数料」も含まれているため、実際に元本に充当された金額が少ない場合があります。
たとえば、24000円を返済したうち、利息分として15300円、延滞手数料として1900円、そして残りの8700円が元金に充当された場合、返済履歴には「元本返済:8700円」と記録されます。
返済内訳を確認する方法
プロミスでは「会員サービス(インターネットまたはアプリ)」にログインすることで、以下の項目を確認できます。
- 返済履歴(返済日・金額・利息・元金)
- 残高照会
- 利息計算期間
特に返済履歴の明細を確認すれば、なぜ返済額が少なく表示されたのかが明らかになります。
利息の仕組みを理解しよう
消費者金融では「日割り」で利息が発生するのが基本です。たとえば年利17.8%で30万円を30日借りていると、以下のような利息になります。
30万円 × 17.8% ÷ 365日 × 30日 = 約4383円
この利息分が返済額から先に引かれるため、元金の減りが遅く感じるのです。
延滞や遅延がある場合の影響
もし返済が遅れた場合、「遅延損害金」という追加の利息が発生します。これは通常の利息よりも高く設定されている場合が多く、1日単位で加算されていきます。
このような状況では、せっかく返済しても元金にほとんど充当されない可能性があるため注意が必要です。
トラブルがある場合の対処法
もし「利息も延滞もないのに返済額がおかしい」と感じた場合は、以下の方法でプロミスに確認するのが最善です。
- プロミスの会員ページまたはアプリで明細を確認
- 電話(0120-24-0365)でカスタマーセンターに問い合わせ
- 最寄りの自動契約機または店舗に直接相談
過去の明細と照らし合わせることで、原因が判明することがほとんどです。
まとめ:内訳を知れば安心して返済管理できる
「引かれた金額=元金返済」ではないという点を理解することで、返済管理に対する不安はぐっと減ります。特にプロミスのような貸金業者では、利息・手数料・遅延金などの要素が複雑に絡み合います。
必ず定期的に会員ページやアプリで返済履歴を確認し、不明点があればすぐにカスタマーサポートに問い合わせることが大切です。安心して利用を続けるためにも、仕組みを知って賢く返済していきましょう。
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