配偶者が家計を握っていても、自分自身の信用情報や収入状況によっては、借入やクレジットカードの利用が可能なケースもあります。本記事では、消費者金融や銀行での借入、クレジットカードのキャッシングについて、審査のポイントや注意点をわかりやすく解説します。
消費者金融の借入には審査がある
消費者金融(例:アコム、プロミス、アイフルなど)でお金を借りるには、必ず審査が必要です。審査では以下のような点がチェックされます。
- 安定した収入があるか
- 現在の借入残高(他社含む)
- 信用情報(過去の返済履歴)
パート・アルバイトでも借入は可能ですが、年収や勤続年数が短いと審査が通りにくくなる場合があります。
銀行のカードローンも同様に審査が必要
銀行カードローン(例:三井住友銀行カードローン、楽天銀行スーパーローンなど)も、必ず審査が行われます。消費者金融に比べて審査がやや厳しめで、審査時間も長い傾向があります。
また、銀行カードローンは年収証明書の提出が求められる場合があるため、無職や専業主婦では単独での申込みは困難です。
クレジットカードのキャッシング枠にも審査あり
クレジットカードには「ショッピング枠」と「キャッシング枠」があります。キャッシング機能を付けるには申込時や後日の追加申請で審査が必要です。既にカードを持っている場合でも、キャッシング枠が設定されていなければ利用できません。
収入のない配偶者が家計を握っていても、自分名義でのカード発行やキャッシング枠申請は可能です。ただし、審査で安定収入がないと判断されれば、否認される可能性があります。
配偶者が管理しているとカードは作れないのか?
配偶者が家計管理をしていても、本人に収入があるならばクレジットカードやカードローンを申し込むことは可能です。家族に内緒でカードを作りたい場合も、郵送物を「オンライン明細」にすることで対処できます。
ただし、家族に内緒での借入やカード作成は信頼関係に影響するリスクがあるため、よく検討することが大切です。
審査通過のための実例とコツ
ある30代の主婦は、パート収入月8万円ながら、プロミスのWeb完結申込を活用し、10万円の融資に成功しました。理由は、過去に支払遅延がなかったことと、他社借入がゼロだったこと。
一方、無職の方で審査否決されたケースもあり、「本人確認は通ったが、審査の結果利用は難しいとの通知を受けた」との事例も。これらからも、信用情報と収入の有無がカギであることが分かります。
まとめ|配偶者管理でも選択肢はあるが慎重に
消費者金融や銀行からの借入、クレジットカードのキャッシングにはそれぞれ審査があるため、配偶者が財布を握っていても、本人の収入や信用情報次第では利用可能です。ただし、リスクや家庭内の信頼関係も含めて、利用の可否を慎重に判断しましょう。
借入前には公式サイトや窓口で詳細を確認し、最適な選択をすることが大切です。
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