クレジットカードの支払いをうっかり忘れてしまい、気づいたら強制退会――PayPayカードでもそのようなケースが少なくありません。この記事では、PayPayカードを強制解約された後に滞納分や来月分の支払いをどのように進めるべきか、確認方法や支払い手続きについて詳しく解説します。
PayPayカードで滞納が続くとどうなる?
PayPayカードで支払いが1ヶ月以上滞ると、延滞扱いとなり、信用情報にキズがつく可能性があります。また、再三の連絡にも応じない場合、カードの強制退会(利用停止処分)となることがあります。
強制解約後も未払い分の債務は残るため、「カードが使えなくなったから終わり」ではありません。支払い義務は引き続き発生しており、延滞利息も加算されます。
支払い金額は確認できるのに、なぜ支払いできない?
PayPayカードのWEB明細やアプリでは、強制退会後も「未払い金額」が表示されることがありますが、支払いボタンが表示されない・操作できない状態になる場合があります。これはカードの利用停止により、通常の支払いチャネルが遮断されるためです。
このような場合、以下のような方法で対応します。
強制退会後の支払い方法:まずはカスタマーサポートへ連絡
まず最初にすべきことは、PayPayカードのカスタマーセンターに電話することです。現在の残高・延滞利息・支払方法などを確認できます。
【PayPayカードお客様サポート】
電話番号:0120-094-330(通話料無料)
営業時間:9:30~17:30(土日祝・年末年始除く)
なお、電話がつながりにくい場合があるため、時間帯をずらしてかけ直すのがポイントです。
実際の支払い方法は?振込が主な対応手段
強制退会後は、通常の口座振替が利用できないため、銀行振込による支払いが案内されるのが一般的です。
電話連絡後に、担当者から以下のような情報が提供されます。
- 振込先口座情報(金融機関・支店・口座番号)
- 支払うべき正確な金額(元金+延滞利息)
- 支払期日や分割可否などの相談
振込時は必ず「振込名義人」欄にカード契約者名を正確に入力し、支払いの特定ができるようにします。
今後の延滞を防ぐためにできること
延滞や強制退会を防ぐためには、次のような対策が有効です。
- 支払日前に残高確認のリマインダーを設定
- 引き落とし口座に常時余裕をもたせる
- アプリ通知やメール通知をONにしておく
また、他社クレジットカードでも、支払い遅延は信用情報に記録されるため、今後のローンや住宅審査に影響することがあります。
再契約や信用回復は可能か?
PayPayカードで強制解約になると、同じ名義では一定期間、再契約できないことが一般的です。信用情報(CICやJICC)には延滞・強制解約の履歴が一定期間(おおむね5年間)残るため、新たなカード発行も難しくなります。
信用回復には「残債の完済」と「その後の信用行動」が重要です。公共料金や携帯料金などの支払いをしっかり行うことで、徐々に信用を取り戻すことができます。
まとめ:まずは連絡、次に支払い、そして再発防止を
PayPayカードの支払い忘れにより強制退会となった場合でも、すぐに終わりではありません。まずはカスタマーサポートに連絡し、指示された方法で速やかに支払いましょう。
そして今後は、同じ事態を繰り返さないように、支払管理体制を見直すことが大切です。早めの行動が、信用回復への第一歩となります。
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