デビットカードの二重返金?店舗での返金後に再入金されたときの対応方法

デビットカード

デビットカードを使って買い物をした後、返金処理を受けたにもかかわらず、後日再び同じ金額が口座に振り込まれた経験はありませんか?このようなケースでは、店舗やカード会社側の処理タイミングのズレによって一時的に返金が重複して見えることがあります。本記事では、デビットカード利用時に発生する二重返金の可能性とその対処法を、実際のケースを交えて詳しく解説します。

デビットカードでの返金処理の流れとは

デビットカードは、支払いと同時に銀行口座から即時引き落としされる仕組みです。そのため、返金が発生した場合には、通常のクレジットカードのように「取り消し」ではなく「別処理として返金」されるケースが多いです。

例えば、店舗での返金対応が即日行われた場合でも、銀行側の処理が遅れ、数日後に「改めて返金」として入金されることがあります。これが重複返金のように見える原因です。

実際に起きたトラブルの具体例

ある利用者が、ドンキホーテでデビットカード(イオン銀行)を使って6,550円の買い物をしました。後にクーポン未使用に気付き、翌日店頭で返金処理を行い、正しい金額6,100円で再度支払いました。

一度はその場で6,550円の返金を確認できたものの、数日後、再度同額の返金が口座に入金されたため「二重返金か?」と疑問が生じました。このように、即時確認できた返金と、後日改めて行われた返金が重複して表示されることがあります。

なぜ返金が二重で行われることがあるのか

原因として考えられるのは、店舗とカード会社(銀行)の返金処理方法の違いです。店舗側が「取消」ではなく「返金処理」として処理した場合、システム上2回の処理が発生することがあります。

また、イオン銀行をはじめとする一部の銀行では、仮押さえの解除処理と本返金処理が別々に行われることがあります。これにより、結果的に一時的に多くの金額が返金されたように見えるのです。

一見すると得をしたように思えるこの現象も、実は後日引き落としで帳尻が合うようになっていることがほとんどです。

このようなときに注意すべきポイント

まず、返金が二重で行われた場合でも、勝手に使ってしまわないことが大切です。理由なく入金されたお金を使用した場合、後日不足分の引き落としができなければ延滞や信用情報への影響も考えられます。

次に、利用明細や履歴をしっかり確認しましょう。イオン銀行のアプリやWeb明細では、返金処理と売上処理がそれぞれ記載されているため、合計金額を計算して実際の支払額と一致しているかを確認してください。

不明な点があれば、イオン銀行のサポートや店舗に問い合わせることも大切です。

今後また引き落とされる可能性はあるのか?

今回のように、正しい金額(6,100円)をすでに支払っている場合でも、銀行側がシステム的に誤って返金を重複して処理していると、後から「過剰返金分」を調整するために追加の引き落としがある可能性があります。

このような引き落としは、数日~数週間後に行われることが多く、事前に通知が来ない場合もあります。したがって、しばらくの間は口座残高に注意しておく必要があります。

仮に再引き落としがなかった場合でも、それはシステム処理上のラグによるものなので、心配しすぎる必要はありません。

まとめ:返金が二重に見えたときは冷静に対応を

デビットカードでの返金は、即時処理が行われる一方で、店舗・カード会社間の手続きズレによって一時的に二重に見えるケースがあります。

そのようなときは、明細の確認・使わない・必要であれば問い合わせるという基本を守ることで、トラブルを未然に防げます。特にイオン銀行などの一部のデビットカードでは、こうしたケースが稀に起きるため、返金があった後もしばらくは動きを注視しておくことをおすすめします。

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