スマホ銀行として話題の「みんなの銀行」は、使いやすいUIやスピーディーなローン提供が魅力です。中でも「ローン枠の増額」に関しては、特に関心を持つユーザーも多いようです。この記事では、みんなの銀行での増枠の可能性や、全額返済が与える影響、増枠の条件などについて詳しく解説していきます。
みんなの銀行のローンとは?
みんなの銀行が提供する「ローン」は、完全オンライン型の個人向け融資サービスで、金利は年2.5%~13.5%と幅があり、審査もアプリ内で完結します。
利用可能な借入枠(極度額)は最大200万円までで、利用者ごとに異なる上限が設定され、利用開始時は10万円や30万円など、比較的小さな枠からスタートすることが多いです。
全額返済後は増枠につながるのか?
結論から言えば、全額返済=即増枠ではありません。しかし、返済実績が良好であることは、後の審査で大きなプラス要素になります。
一度完済したことで「信用情報上の返済能力が証明された」と評価され、一定の期間が経過した後にアプリ内で再審査が可能になることがあります。ただし、ユーザーからの任意の増枠申請はできず、みんなの銀行側の自動判定による通知を待つ必要があります。
増枠に影響する審査項目とは
増枠審査では、主に以下の点がチェックされると考えられます。
- 過去の返済履歴(遅延がないか)
- 年収や勤務先の変更
- 他社借入状況(信用情報機関による照会)
- アプリ内の利用行動(預金・引落し履歴など)
たとえば、返済期間中に遅延が一度もなかった場合や、利用限度枠内で計画的に返済されていれば、評価はかなり高まります。
自動で増枠案内が来る仕組み
みんなの銀行では、ユーザー側から「増枠してほしい」と申請する方法が提供されていません。増枠のタイミングは銀行側の独自審査で判断され、アプリ上に「ご利用可能枠変更のご案内」が表示されたときのみ、増額に応じることができます。
この通知が来るまでには、通常数ヶ月の利用実績が必要とされます。完済直後には通知が出ないこともあるため、焦らず待つ姿勢が必要です。
実例:完済後に枠が変わったケース
たとえば、ある利用者は初回枠30万円のうち全額を使い、12回分割で遅延なく完済。完済から約3ヶ月後にアプリ上で50万円枠への案内が表示されたという報告があります。
別のケースでは、完済後半年経っても通知が来ない例もあり、タイミングや利用状況により差があることがわかります。
増枠を目指す上でのポイント
みんなの銀行で増枠を目指す際には、以下を意識しましょう。
- 返済遅延を絶対にしない
- 無理のない借入と返済計画を立てる
- アプリでの積極的な取引(貯金・引き落としなど)を増やす
- 信用情報(CICなど)に傷をつけない
とくに返済履歴と信用情報は増枠可否に直結するため、他社ローンやカードの延滞にも注意が必要です。
まとめ:全額返済は増枠の第一歩にすぎない
みんなの銀行では、全額返済したからといって即増枠が保証されるわけではありません。しかし、信用力向上の大きな要素にはなります。
自動的に増枠案内が来るのを待ちながら、日々の取引や信用情報管理を丁寧に行うことで、次のチャンスを逃さないようにしましょう。
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