みずほ銀行で生体認証対応ATM以外、つまり通常ATMでのお取引において、振込や引き出しの限度額がどう設定されているか気になる方は多いでしょう。本記事では、生体認証対応ATMと非対応ATMの限度額の違いや設定方法について、具体的に解説します。
生体認証対応ATMと通常ATMの違い
みずほ銀行では指静脈認証付きICキャッシュカードを使用するATMがあり、これを生体認証対応ATMと言います。非対応ATM(通常のIC対応ATMや磁気ストライプATM)とは、本人確認方法や限度額設定に違いがあります。
生体認証を登録していれば、生体認証対応ATMでは高額取引が可能ですが、非対応ATMでは限度額が低く設定されています。
生体認証非対応ATMでの引き出し限度額
生体認証情報を登録済みICキャッシュカードを使う場合でも、非対応ATMでは1日あたりの引き出し上限が50万円となります。
一方、生体認証対応ATMでは同じカードを使って、最大100万円まで引き出し可となります。
生体認証非対応ATMでの振込限度額
振込・振替についても同様で、生体認証未使用時や非対応ATMでは1日あたり100万円までと制限されます。
生体認証対応ATMを使えば同じカードで、1日最大200万円までの振込が可能です。
限度額の設定方法と変更可能範囲
限度額はATM画面の「設定変更」→「限度額変更・照会」から、自分で変更することも可能です。
さらに、店舗窓口やATMで生体認証登録済みの状態で手続きすれば、引き出し限度額を最大500万円まで引き上げることもできます。
具体的な限度額の比較
ATM種類 | 引き出し限度額/日 | 振込限度額/日 |
---|---|---|
生体認証対応ATM(登録済み) | 100万円(最大500万円設定可) | 200万円 |
通常IC対応ATM(非対応) | 50万円 | 100万円 |
磁気ストライプカードATM | 50万円 | 100万円 |
注意点と利用上のポイント
2023年以降、特殊詐欺対策の一環でICキャッシュカードの引き出し・振込上限が引き下げられた事例もあるため、最新情報は公式サイトや窓口で確認することが重要です。
また、自分に合ったセキュリティと利便性のバランスを見て、限度額の設定を行いましょう。
まとめ:ATMの種類によって限度額は異なるので確認を
生体認証対応ATM以外では、引き出し50万・振込100万円が基本限度額です。生体認証対応時には引き出し100万円、振込200万円まで可能で、さらに窓口での設定により引き出し500万円まで引き上げ可能です。
まずはATMの種類とご自身の登録状況を確認し、必要に応じて限度額変更を検討してください。
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