PASMOのご利用履歴を1カ月分まとめて印刷したい場合、券売機での印字件数や会員サイトでの閲覧可能件数には制限があります。本記事では、それぞれの方法の違いや制限、そしてそれ以上の履歴を取得する方法についてわかりやすく解説します。
駅の券売機や窓口で印字できる履歴の範囲
一般的な券売機では、直近26週間以内かつ最新100件までの履歴が表示・印字可能です【:contentReference[oaicite:0]{index=0}】。運賃、使用日、残高などが記録されますが、1か月分すべてを保証するものではありません。
券売機の履歴表示で最大20件、印字で最大100件まで可能なため、1か月で件数が多い場合は印字でも足りないケースもあります【:contentReference[oaicite:1]{index=1}】。
モバイルPASMOや会員サイトでの履歴確認・印刷
モバイルPASMO会員メニューサイトでは、残額履歴やご利用明細をPDF形式でダウンロード・印刷できます。利用可能な履歴は直近26週間以内、最大100件です【:contentReference[oaicite:2]{index=2}】。
モバイルPASMOアプリやGoogleウォレットアプリでも履歴確認は可能ですが、件数や期間に制限があります。また、領収明細は会員メニューからのみ発行可能です。
1カ月分以上の履歴が欲しい場合の対処法
直近100件・26週間を超える古い履歴が必要な場合、PASMO運営元(株式会社パスモ)への「開示請求」が必要です。無記名PASMOの場合は対象外となるので注意してください【:contentReference[oaicite:3]{index=3}】。
請求すれば、利用日・区間・運賃などを含む履歴情報を入手できます。ただし対応には一定の時間がかかります。
実用的な活用例
たとえば、4月の全乗車履歴を求める場合、まずは券売機で印字を試み、不足分があれば会員サイトでPDF出力します。それでも履歴が足りない場合は、開示請求で補完する流れが効果的です。
経理精算などで一定期間分をまとめて提出したい場合は、この組み合わせで対応可能です。
まとめ:1か月分を完全に印刷するには複数方法を併用
券売機や会員サイトだけでは、最大100件あるいは直近26週間分までしか印字できず、1か月すべてを網羅できない場合があります。
足りない分を補完するには、PASMOの開示請求を利用するのが確実です。必要な期間と件数に応じて最適な方法を選びましょう。
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