PayPayカードの申し込みフォームでは職業の選択が必須項目となっており、正確な申告が審査の通過にも影響します。では、戸籍上の婚姻関係がない「事実婚」の専業主婦(主夫)の場合、どのように記入すればよいのでしょうか。本記事ではその疑問を丁寧に解説し、安心して申し込みを進めるためのポイントを紹介します。
「専業主婦/主夫」の定義と事実婚の扱い
クレジットカード申込時に選択する「専業主婦/主夫」とは、配偶者の収入により生計を立てている方を指します。これは法的な婚姻関係に限定されず、実質的にパートナーの収入で生活している場合も含まれます。
そのため、たとえ戸籍上の婚姻がなくても「事実婚」で安定した生活をしている場合は「専業主婦/主夫」を選択して問題ありません。
申込書にウソはNG!でも心配しすぎなくて大丈夫
カード会社は申込情報をもとに審査を行いますが、「専業主婦」という申告がすぐに戸籍情報と照合されるわけではありません。あくまで「生活実態」として専業であるかどうかが問われると考えてよいでしょう。
事実婚でも、同居・生活費共有・一定期間の安定生活があるのであれば、問題なく審査対象になります。
収入欄や世帯年収はどう記入すべき?
職業を「専業主婦/主夫」とした場合、自分の収入欄は「0円」や「なし」で構いませんが、配偶者または同居パートナーの年収を「世帯年収」として記載するようにしましょう。
これにより、カード会社は返済能力の有無を世帯単位で審査しやすくなります。可能であれば、同居年数や生活の安定性をメモ欄に記入するのもおすすめです。
PayPayカードは専業主婦でも発行可能
PayPayカードでは、配偶者に安定した収入がある専業主婦/主夫の申込も認められています。また、本人確認や収入証明が求められる場面は限られており、申告内容に基づいたスコア審査が中心です。
これまでに安定したクレジットヒストリーがある場合、審査が通りやすくなる要素にもなります。
実際の申請例と注意点
たとえば、30代女性でパートナーと5年以上同居し、生活費をパートナーが全て負担しているというケースでは、職業は「専業主婦」、世帯年収はパートナーの年収を記載する形で無事にカード審査を通過した実例があります。
ただし、カード利用後の支払い遅延や使いすぎには注意が必要です。パートナーと家計管理を共有し、使い道や支払い予定を明確にしておきましょう。
まとめ:生活実態を正しく伝えることが大切
PayPayカードの職業欄で「専業主婦/主夫」を選ぶ基準は、法的な婚姻の有無よりも「実質的な生活形態」です。事実婚でも、相手の収入で生活しているなら問題なく選択できます。
正しい情報と生活状況をもとに、無理のない範囲でクレジットカードを活用しましょう。不安な場合はPayPayカード公式サポートに相談するのもおすすめです。
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