ゆうちょ銀行「ゆうちょダイレクト国際送金」でUSD経由で韓国ウォン送金した場合の仕組みと計算方法を徹底解説

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ゆうちょ銀行の新サービス「ゆうちょダイレクト国際送金」を使い、韓国の新韓銀行に送金する際に、通貨がUSDになっている理由や、40,000ウォン送金に対して「USD=28.80ドル」で合っているかどうか気になる方に向けて、仕組みと計算例をご紹介します。

なぜUSD建てで表示されているの?中継通貨としての米ドルの意味

ゆうちょ銀行の新サービスでは、全ての韓国宛送金が米ドル建てで処理される場合があるようです。これは、国内通貨ウォン(KRW)建ての直接送金が提供されず、一度米ドルとして処理し、受取銀行側でウォンに換算される仕組みが一般的です。

したがって、送金画面にUSD金額が表示されるのは「一度ドル建てにして処理する」中継的な手続きであり、ユーザーが別途為替変換をする必要はありません。

USD28.80ドルで本当に40,000ウォン相当?為替と手数料を確認しよう

預金口座から送金申請時に適用される為替レートは、送金時の当行公表相場に基づきます。ゆうちょ銀行では通常、ドルに対して数円の為替手数料が上乗せされています。

仮に1ドル=1,400ウォンの市場レートとすると、40,000ウォン ÷ 1,400 = 約28.57ドル。28.80ドルだと少し余裕をもたせた範囲ですが、為替手数料分が加算されている可能性があります。

具体例:40,000ウォンを送る場合の流れと注意点

・送金画面で「USDで28.80」を入力 → ゆうちょ銀行側で当日のレートと手数料込みでドル建て申請を処理 → 受取銀行(新韓銀行)でウォン換算され口座入金。

・この時、仲介銀行手数料は送金額から差し引かれることがあり、特に韓国宛は無料対象外の可能性が高く、実際に受取人に着金するウォン額が少なくなることにも注意が必要です。

送金日数と審査・確認について

ゆうちょダイレクト国際送金では、審査完了後、通常は最短2営業日、多くの場合4営業日以内に送金処理されます。ただし、送金目的や書類不足、不備があると遅延することがあります。ゆうちょの案内によれば審査で数日~1か月かかるケースもある点に留意してください。

また1,000米ドル超では受取人側に送金目的の追加確認が入る場合もあります。

まとめ:ドル建て表示でも問題なく40,000ウォン送金可能/為替と手数料に注意

ゆうちょ銀行では韓国宛送金を米ドル建てで処理し、受取銀行がウォンに換算する仕組みが採られています。

USD28.80という表示は、為替レートと手数料を含めた処理価格であり、必ずしも市場レートと一致しないことがあります。

送金画面で提示される金額と、その後の為替・仲介手数料や着金予定日をしっかり確認することをおすすめします。

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