SMBC(三井住友銀行)のキャッシュカードを紛失し再発行手続きをした際に、暗証番号を前と同じにした場合のリスクや、再発行中に口座が止まるのかについて解説します。
再発行しても暗証番号は変わらない
三井住友銀行では、キャッシュカードを再発行しても暗証番号は基本的に変更されません。つまり以前と同じ番号を設定した場合でも、そのまま使用されます。したがって、落としたカードを誰かが拾って暗証番号を知っていた場合、不正に引き出されるリスクが残る可能性があります
ただし、不正利用が発生した場合は、紛失届出日から60日前以降の利用については銀行側が補償対応するケースもありますが、暗証番号使用がある場合は対象外になることもありますので注意が必要です。
紛失届出後に口座は止まるのか?
カードを紛失した際には、速やかにSMBCダイレクトまたはアプリから利用停止(紛失届)の手続きを行う必要があります。これにより該当カードの利用が無効化されますので、第三者による引き出しは不可となります。
一方、口座そのものは停止されず、他の取引(振込や残高照会など)は継続可能です。
暗証番号に関する注意点と対策
・前と同じ暗証番号を使うと、万一第三者が暗証番号を知っていた場合に依然としてリスクが残ります。
・できれば暗証番号を変更することが推奨されます。暗証番号自体を忘れた場合は店頭窓口でのみ変更できます。
・上述のように再発行しても暗証番号は自動で変わらないため、変更希望がある場合は早めに窓口で手続きを行いましょう。
再発行プロセスと注意事項
① 紛失届出を行い、カードの利用停止を即時実施します。
② 再発行手続き後、新しいカードが通常1週間〜10日程度で届きます。
③ 古いカードが後で見つかった場合でも、そのカードは破棄し、新しいカードを使用してください。
まとめ
・キャッシュカードを再発行しても暗証番号は変更されないため、前と同じ番号を使い続けると不正引き出しリスクが残ります。
・紛失届出後はそのカード自体が止められますが、口座自体は停止されません。
・暗証番号を変更したい場合は、窓口での手続きが必要なので、早めの対応がおすすめです。
コメント