アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード(以下、アメックスゴールドプリファード)では、年間200万円以上の利用で特典がもらえるキャンペーンが実施されています。しかし、この「200万円決済」のカウント対象については、チャージや電子マネー経由の支払いが含まれるのか、曖昧に感じている方も多いのではないでしょうか。この記事では、楽天ペイやWAONなどを活用した間接的な支払いが対象となるかどうかを明確に解説していきます。
アメックスゴールドプリファードの「200万円決済」条件とは
アメックスゴールドプリファードでは、入会後1年間で200万円以上のカード利用を達成することで、「一休ダイヤモンドステータス」や「ホテルクレジット」などの豪華特典が受けられます。この200万円の対象は、「ショッピング利用分」が基本となっており、分割払いやリボ払い、年会費などは対象外です。
したがって、「何をもってショッピング利用とするか」が、チャージ類の取り扱いに関わってきます。
楽天ペイやWAONへのチャージはカウントされるのか?
一般的に、アメックスカードはチャージやプリペイド型決済への利用を「ショッピング利用」と見なさないケースが多く、楽天キャッシュやWAONへのチャージもその対象になる可能性があります。特に以下のようなものはカウント対象外である可能性が高いとされます。
- 楽天キャッシュへのチャージ(楽天ペイ経由)
- モバイルWAONへのチャージ
- Suica、PASMOなど交通系電子マネーへのチャージ
これらは過去のキャンペーン規約や利用明細の表記を見ても「チャージ扱い」で、決済対象から除外されていることがあります。
実際の利用データから見た注意点
例えば、アメックスゴールドプリファードを使って楽天キャッシュに月5万円をチャージし、税金や公共料金の支払いをしていたユーザーの事例では、「アメックスの明細上はショッピング利用として処理されていたが、200万円決済達成の対象外とされていた」という報告があります。
一方で、WAONへのチャージも、イオン系列以外の利用では対象外になることが多く、あくまでも「カードで直接支払ったもの」以外は、公式の対象リストに含まれていない点に注意が必要です。
確実にカウント対象となる支払いとは
以下のような支払いは、200万円決済条件の対象になると明記されています。
- 店舗やECサイトでのカードショッピング(Amazon、楽天市場など)
- コンビニやスーパーでのカード払い
- 携帯電話料金やサブスクリプションの定期支払い
これらはアメックス側で明確にショッピング利用と認識されるため、200万円達成のためにはこれらを中心に利用するのが確実です。
チャージがカウントされるかどうかの確認方法
チャージ利用がカウント対象か不明な場合は、アメックスのサポートデスクに問い合わせるか、マイ・アメックス(アプリ・WEB)上の「ご利用明細の表示区分」を確認しましょう。明細上で「ショッピング」と表示されている場合でも、キャンペーンカウントに含まれない可能性があります。
また、公式キャンペーンの利用規約や「ご利用条件に含まれない取引一覧」も一読することをおすすめします。リンクはこちらからご確認ください:[参照]
まとめ|楽天ペイ・WAONチャージは原則対象外。確実な決済で200万円を達成しよう
アメックスゴールドプリファードの200万円決済特典を狙う場合、楽天ペイやWAONへのチャージは原則として対象外と考えておくのが安全です。チャージ経由の税金支払いは効率的ではあるものの、特典条件を確実に達成したいなら、直接のショッピング利用やサービス支払いを中心にカードを使うのが理想的です。
カードの利用目的を明確にし、ムダな取りこぼしを防ぐためにも、アメックス公式の規約やサポートへの確認を活用し、賢く特典を手に入れましょう。
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