中古車アルファードにJA共済の車両保障をつけたいときの保険料目安と注意点

自動車保険

中古のアルファードを購入し、長く乗る予定であれば、車両保障付きの自動車共済(自動車保険)への加入は検討する価値があります。しかし、JA共済のWeb見積もりでは古い年式の車には「車両保障なし」と表示されることがあり、正確な保険料が分かりにくいのが現実です。この記事では、平成25年式アルファードに車両保障をつけた場合の保険料の目安や、見積もり時の注意点について解説します。

JA共済で中古車に車両保障をつけられる条件とは?

JA共済では、車の年式・車種・初度登録からの経過年数などにより、車両保障がつけられるかどうかが判断されます。一般的に、初度登録から8〜9年以内であれば車両保障がつけられる可能性がありますが、それを過ぎると対象外になることが多くなります。

平成25年式(2013年登録)のアルファードであれば、2025年時点で12年経過になるため、Web見積もりでは「車両保障なし」と表示されることが多いのです。

Web見積もりで車両保障が表示されない理由

JA共済のWeb見積もりは「簡易見積もり」であるため、古い車や車両価格の評価が難しい車については、保険料試算の段階で自動的に車両保障が外される仕様になっています。

そのため、「実際には条件を満たせば車両保障がつけられるが、ネットでは判定できない」ケースもあるため、JA窓口に直接問い合わせることが重要です。

アルファード(平成25年式)に車両保障をつけた場合の保険料の目安

実際の保険料は車両価格・等級・年齢・地域などにより異なりますが、以下は13等級・ゴールド免許・40代ドライバー・東京都在住という仮定のもとでの目安です。

保障内容 年間保険料の目安
対人・対物無制限+車両保障(時価50万円) 約55,000〜70,000円
対人・対物無制限(車両保障なし) 約30,000〜40,000円

車両保障を追加することで、年間保険料は2万円〜3万円前後増加するケースが一般的です。ただし、年式が古い車は車両時価額が低く、保険料に対して補償額が見合わない可能性もあります。

車両保障付き契約のメリットとデメリット

メリット:

  • 自己の過失による事故でも補償される
  • 単独事故(電柱や壁への衝突など)でも修理費が支払われる

デメリット:

  • 年式が古い車は「全損」判定されやすく、補償金額が低い
  • 保険料が高くなるため、コスパが悪いこともある

そのため、保険料に対して実際の補償価値が妥当かどうかを確認したうえで、車両保障をつけるか判断しましょう。

見積もりは必ず窓口で確認を

JA共済では、窓口または共済代理店での詳細見積もりが可能です。車検証を持参すれば、車両価格や年式などをもとに実際に保障がつけられるかどうかを判断してもらえます。

特に中古車の場合は、車両価格が低く査定されて車両保障の必要性が下がるケースもあるため、「車両保険なし+修理特約」などの選択肢も検討する価値があります

まとめ|車両保障はつけるべき?年式と価格で慎重に判断を

平成25年式の中古アルファードにJA共済で車両保障をつけることは、必ずしも不可能ではありません。ただし、Web見積もりでは対応していないケースが多いため、正確な見積もりは窓口で確認が必要です。

年式が古い車に車両保障をつける際は、保険料と補償額のバランスに注意しながら、長く乗る予定があるかどうかを考慮して判断しましょう。

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