PayPayの決済では、「残高払い」「後払い(PayPayクレジット)」によって還元率が異なり、さらに200円単位での付与ルールも重要です。本記事では、これらの違いを実際の事例とともにわかりやすく整理しています。
PayPay残高・ポイント払いの還元率と付与ルール
PayPay残高やPayPayポイントで支払う場合、基本の還元率は0.5%です。ただしポイントは税込200円ごとに1ポイント付与され、端数(199円以下など)は切り捨てになります。例えば100円支払ってもポイントは付与されません。
実例:200円支払い→1ポイント、300円支払い→1ポイント(残り100円は付与対象外)という計算になります。
PayPayクレジット(後払い)の還元率と条件
PayPayクレジット(PayPayカード設定後利用可能な後払い方式)を使うと、基本還元率は1.0%になります。こちらも200円ごとの付与ルールが適用され、100円分は切り捨てです。
例えば300円をPayPayクレジットで支払った場合、200円分に対して2ポイントが付与され、残り100円分にはポイント付与されません。
PayPayステップ(条件達成によるボーナス)とは
PayPayアプリまたはPayPayカードで月に30回以上・合計10万円以上の決済を行うと、翌月に0.5%のボーナスポイントが付きます。これにより、残高払いなら1.0%、後払いなら最大1.5%の還元率となります。
この場合も200円ごとに付与される原則は同様で、端数は切り捨てになりますので注意が必要です。
還元率と200円単位の実例比較
支払い方法 | 金額 | 付与ポイント | 還元率相当 |
---|---|---|---|
PayPay残高払い(基本0.5%) | 200円 | 1ポイント | 0.5% |
PayPay残高払い(300円) | 300円 | 1ポイント | 約0.33% |
PayPayクレジット(基本1.0%) | 200円 | 2ポイント | 1.0% |
PayPayクレジット(300円) | 300円 | 2ポイント | 約0.67% |
PayPayクレジット+ステップ(1.5%) | 400円 | 6ポイント | 1.5% |
このように、100円・300円など端数があると、還元率計算上も実質的な還元率は下がります。
注意点と確認方法
PayPayポイントの付与対象やステップ加算対象外の取引もあります。特に公共料金やチケット購入、公式の還元対象外店舗ではポイントが付きませんので、利用前に公式で確認すると安心です。[参照]
また、キャンペーンや還元上限などがある場合は、PayPayアプリ内の「ポイント」画面でご自身の状況を確認することをおすすめします。[参照]
まとめ
結論として、PayPay残高払いでは基本0.5%還元、PayPayクレジット(後払い)では基本1.0%還元となり、どちらも税込200円ごとにポイントが付与されるため端数は切捨てられます。
「300円の場合、200円までは1%付与され、残り100円は付与なし」は正しい理解です。ステップ達成時にはさらに0.5%アップするため、日常利用の量に応じて後払い設定やステップ達成を目指すと効果的です。
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