モバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」は、旅行や外出時に便利な存在ですが、返却時に差し込みが不十分だと返却処理が完了せず、思わぬ延長料金が発生することがあります。本記事では、返却エラーが起きた際の対処方法と、今後同様のトラブルを避けるためのポイントを解説します。
差し込み不足で返却できていないときの最初の確認
まず、アプリを開いて「レンタル中」になっているかを確認しましょう。表示されているステーション名をもとに、どこで返却した可能性があるかを思い出す手がかりになります。記憶が曖昧でも、GPS情報から近くのステーション候補を推測することができます。
ChargeSPOTのアプリでは、履歴や返却処理のステータスが確認できます。バッテリーを返却したと思っても、差し込みが甘かった場合、アプリ上で完了処理されず、課金が継続されてしまうのです。
すぐに運営サポートへ問い合わせる
状況が確認できたら、できるだけ早く運営会社へ連絡しましょう。ChargeSPOTのサポートは、アプリ内から「お問い合わせ」フォームまたはメールで対応しています。以下の情報をできる限り正確に伝えると、対応がスムーズになります。
- レンタル中のバッテリーID(アプリで確認可能)
- 返却したと思われる日時と場所
- 現在のアプリ上のステータス
- 課金継続中である旨
サポートから返却ログやステーション状況を確認し、手動で返却処理してくれることもあります。
差し込み不足を防ぐ正しい返却方法
バッテリーの返却は、単に差し込むだけでなく「しっかり奥まで押し込む」ことが重要です。『カチッ』と音がするまで差し込んで、ChargeSPOT本体のランプが変化するかを目視で確認しましょう。
返却後は、アプリ上に「返却完了」と表示されるまで必ず画面を確認してください。返却処理が完了しないまま移動すると、延滞扱いとなる可能性が高いです。
見つからないときの最終手段と延滞料金について
返却場所がどうしても思い出せず、料金が加算され続けている場合は、最終的には紛失として扱われ、最大3,300円(税込)が請求されることがあります。
ただし、正しく返却された証拠(監視カメラ映像やレシートなど)があれば免除される可能性もあります。できる限りの情報を収集し、早めに運営と連絡を取りましょう。
同じトラブルを繰り返さないために
ChargeSPOTのようなシェアリングサービスは便利ですが、返却時に少しの注意が必要です。今後は、返却操作をしたらその場で必ずアプリを確認し、完了画面のスクリーンショットを残すことをおすすめします。
また、返却前にスマホの充電が切れないよう、十分にバッテリーがある状態で操作するのもトラブル回避のポイントです。
まとめ:返却処理は「アプリ確認」までが必須
ChargeSPOTでの返却エラーによる課金トラブルは、差し込み不足やアプリ未確認が原因です。まずは落ち着いて状況を整理し、運営に連絡を取りましょう。そして今後は返却の際に「アプリで返却完了表示を確認する」習慣をつけることで、トラブルを未然に防げます。
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